自己PRについて

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転職活動で避けては通れない、自己PR

自分の長所や特徴・スキルなどをアピールする”自己PR”は転職活動において避けては通れません。履歴書・職務経歴書・面接など、転職活動のあらゆる場面で自己PRをしなければいけません。

自己分析・業界研究・職種研究・企業研究など、転職活動を行うにあたり様々な準備をしていると思います。これらは、自分に合った企業を探すためにやるのはもちろんですが、自分の強みを企業に対してアピールすることができるための準備でもあります。

結局、企業の採用担当者とあなたは”はじめまして”同士です。企業の採用担当者はあなたのことを何も知りません。一方で、自分のことを企業の採用担当者にアピールできる場面は限られています。となると、できる限り効果的に自己PRを行って、企業の採用担当者にあなたを”採用すべき理由”について納得してもらう必要があります。

そこで、自己PRをまとめるうえでのポイントをご紹介します。

自己PRは過去・現在・未来でまとめる

自己PRをまとめる際に、過去・現在・未来という3つの軸で考えることがポイントとなる。

今まで何をしてきたか(過去)

自己PRをまとめる際に、最も説得力を持たせることが可能なのが”今まで何をしてきたか”についてである。現実に行ってきたことであるため、具体的な実績を提示することもできる。過去の実績が明確であればあるほど、当然のことながら企業の採用担当者にも響きやすくなります。なぜかというと、入社後のあなたの活躍をイメージしやすくなるからです。

だからこそ、1年後でも3ヶ月後でも、転職活動を考えている方は、現在の仕事に本気で取り組んでください。いくら将来に対する明確なビジョンを語ることができても、過去の実績がなければ、企業の採用担当者からしたら絵に描いた餅です。

これまで”何をしてきて”、”どのような経験・スキル”を得たか。”どのような成果”を残すことができたか。このようなことをまとめ、志望する企業においてそれらをどのように活かすことができるのかを整理しましょう。

また、”過去の実績”とは言いますが、具体的な売上や担当企業数など、数値的な実績を挙げられた方が採用担当者にはイメージがしやすいですが、何もそれに限られるわけではありません。自信を持って”実績”であると思えて、自身の口から説明できる内容であれば問題ありません。

なぜ転職をするのか(現在)

あなたの過去の実績を聞いて、次に採用担当者が気になるのは、あなたがなぜ転職するのかという点です。

転職の理由は人それぞれであり、正解などはありませんが、前職への不満を採用担当者にこぼすのは避けましょう。転職活動をするということは、何かしら不満を感じているからであるはずで、そのような気持ちを持つこと自体は仕方のないことです。

しかし、そのような気持ち以上に、転職先への期待や、転職先で活躍したいという気持ちがあなたにはあるはずです。転職に対する消極的な理由よりも、積極的な理由の方が企業の採用担当者は聞きたいはずです。

それに、前職への不満は、あなたが”前職を辞めたい”理由の説明にはなっていますが、厳密に言えばあなたが”転職をしたい”理由にはなっていません。企業の採用担当者も、前職を辞めたいだけの人をわざわざ採用したくはありません。転職先で活躍したいという明確に強い意志があるからこそ採用したいと考えるのです。

ただし、ネガティブな表現も言い換えれば、ポジティブになる場合もあります。”不満”という言葉も”物足りなさ”に換えるだけで、受け取る側の印象は変わります。とにかくポジティブな表現を徹底すべきです。

入社したら何をするのか(未来)

企業の採用担当者が最も気になるのは、入社したあなたが活躍するかどうかです。

そのため、企業に入社したら実際にどのようなことをするのか、できる限り具体的に説明できるようにしておく必要があります。具体的であればあるほど望ましいです。企業に入社した場合に何をするかについては、企業研究を行うことにより、事前にイメージしやすくなるでしょう。

そして”何をするのか”については、企業の目指す方向性に沿った内容であるように注意しましょう。企業が全く望んでいないようなことをやると言ってもアピールにはなりません。

“入社したら何をするのか”は、企業の採用担当者があなたを採用するべきか否かを判断する重要なポイントです。企業研究を行って、企業ごとに伝える内容をまとめておきましょう。

その他のポイント

アピールポイントは仕事と結びつける

新卒の就職活動と転職活動が異なるのは、社会人経験の有無です。

そうなると、自身の長所や経験・スキルについても、”仕事において”それをどのように活かすことができるかアピールする必要があります。人間性を重視している企業もありますが、そのような企業も人間性が最終的に仕事に活きると判断しているから重視しているのです。

そのため、アピールするエピソードも仕事と関係するものがいいでしょう。仕事以外に関する、大学時代のサークルやバイトでのエピソードは積極的に話す必要はありません。ただし、仕事以外のエピソードも、場合によっては自分の人間性を伝えるのに効果的なこともあります。

企業ごとに自己PRを用意する

企業によって理念やサービスも異なり、求める人材も当然異なります。そのため、全ての企業に対して全く同じ内容の自己PRは通用しません。

志望する企業それぞれにおいて、どのようなスキル、どのような人間性が求められているか、個別に理解したうえで自己PRをまとめなければいけません。全ての企業に対して同じ自己PRを行っても、一般的かつ抽象的な内容にしかなりません。そうなると、企業があなたに魅力を感じることはありません。

企業が目指す方向性を理解しており、その目指す場所に向かうための貢献ができる人材である、と判断されれば採用担当者はあなたを入社させたいと考えるはずです。

具体性を重視する

自己PRをまとめる際には、抽象的な表現をなるべく避けて、具体性を重視しましょう。

既に社会人を経験しているあなたに対して企業が求めるのは、”実際に何ができるか”です。「リーダーシップがあります」と言っても、どのようなリーダーシップをあなたが発揮できるのか、企業の採用担当者からはわかりません。しかし、具体的なエピソードを交えながら説明すれば、企業の採用担当者にも伝わりやすくなります。

企業の採用担当者はあなたのことを何も知りません。短い時間で自分のことを他者に伝えるには、具体的であればあるほどイメージしてもらいやすくなります。

常に具体性を意識したうえで自己PRをまとめましょう。

採用担当者の立場になって考えてみよう

自己PRのまとめ方は、企業の採用担当者の立場になって考えてみれば、自ずとわかります。

もし自分が企業の採用担当者だったら、どのような自己PRが響きやすいだろうか。ネガティブなことばかり言っているような自己PRだろうか?抽象的で要領を得ないような自己PRだろうか?ありふれた言葉を並べたような自己PRだろうか?

当然、どれも響かないはずです。

採用担当者も人間であり、人によって考え方が異なる以上、どのような担当者にも刺さる自己PRというものはありません。しかし、自分を企業の採用担当者に置き換えてみれば、伝わりやすい自己PRがどのようなものかはわかってくるはずです。

細かく自己PRのポイントを述べましたが、一番重要なのは企業の採用担当者が何を知りたいか、自分自身で想像してみることです。そうすれば、きっと伝わりやすい自己PRをまとめることができるはずです。


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