自己紹介は面接の第一印象を左右する!注意したい3つのポイント


自己紹介は就職・転職に関わらず、面接時にほぼ必ず行うことになる。だが、なぜ自己紹介が必要なのか、どのような自己紹介を行うべきなのか、理解できない方も多いだろう。

私自身、面接官として多くの者を面接したり、キャリアアドバイザーとして多くの者の面接をサポートしてきたが、意外と自己紹介を苦手とする方が少なくないように感じる。そこで、このページでは以下の点について説明したいと思う。

  1. なぜ面接官は自己紹介を求めるのか
  2. 自己紹介は自己PRではない
  3. 自己紹介で話す内容
  4. 自己紹介する時に意識する3つのポイント
  5. まとめ

自己紹介を上手くできずに悩んでいる方は是非参考にして欲しい。

1.なぜ面接官は自己紹介を求めるのか

自身のプロフィールは履歴書・職務経歴書に書いてあるにも関わらず、なぜ改めて書類に記載されている内容をなぞらなければいけないのか。なんとも形式的な”自己紹介”について、気持ち悪さを感じる方もいるだろう。

だが、面接官が自己紹介を求めるのにはそれなりの理由がある。

1−1.面接を型にはめることによるやりやすさ

自分自身で面接官をやってきた経験から、自己紹介は面接において必ずしも必要な要素ではないと感じる。むしろ、雰囲気が堅くなって求職者の本質を見極めることが難しくなると感じるくらいである。一方で、この感覚はあくまで私が面接官として多くの方を面接してきたからこそ感じるものである。

だが、全ての面接官が面接に慣れているわけではない。意外と初対面の相手から短時間で情報を引き出すのは難しい。どのような質問をすればいいかも分からなくなったりする。私自身も新人だった時は、何を聞いていいか分からず、求職者の本質を引き出せないことが多かった。

そのような時に便利なのが面接の流れを型にはめて、あらかじめ質問する項目を決めておくことだ。質問の内容と順番をあらかじめ全て決めておけば、面接官としても面接中に困ることがなくなり、非常に楽なのだ。

面接官の中には面接に慣れていない現場の社員もいる。だが、「とりあえず最初は自己紹介を聞く」と決めておけば、面接に慣れていない者にとっても面接が進めやすくなるのだ。

1−2.書類の内容を改めて整理する

また、実は履歴書・職務経歴書の内容をほとんど読まずに面接に臨む面接官も少なくない。日々の業務が忙しいとついつい書類をじっくりと読む時間が取れなくなることもある。面接室に入ってから初めて書類に目を通す面接官さえいるほどだ。また、あらかじめ目を通していたとしても、一日に何人もの面接を行うような人事担当の場合は、各個人のプロフィールがゴッチャになってしまうこともある。

そのような場合には、自己紹介をしてもらって改めて書類の内容を整理して頭の中に入れた方が当然楽だ。加えて、書類の内容に不明な点があった場合に、自己紹介で補足してもらった方が理解が早まるという事情もある。特に、自身の専門外の領域を経験してきた求職者を相手にする場合にこの方法は有効となる。

求職者側からすると無意味に思える自己紹介も、面接官にとっては一定の意味があることは理解しておこう。

2.自己紹介は自己PRではない

自己紹介はあくまで自分自身の経歴を事実ベースで話す場である。あくまで話のきっかけ作りのために行う。

だが自己紹介を自己PRの場として、延々と自身の能力やスキルを説明する求職者をよく見かける。面接官にとっては「自分語りが始まった」という印象しか与えないだろう。また、聞かれた内容を正確に理解できない者というイメージを持たれてしまうだろう。

自己紹介と自己PRは似ている部分もあるが、本質的には求められている内容が異なる。二つを混同しないように注意しよう。

3.自己紹介で話す内容

それでは、自己紹介を求められた場合にどのような内容を話すべきか。面接官によっては、「○○の内容を交えて自己紹介を○分程度で行ってください」と細かく指示してくる場合がある。その場合は、指示された内容通りに行えば良い。

そうではない場合は、以下のような内容を簡潔に30秒〜2分程度でまとめれば良い。やり方に正解はないが、その後の面接をスムーズに進めるためのきっかけ作りであることを意識して自己紹介を行おう。ちなみに私の場合は30秒〜1分程度で、面接の中で聞いてほしい点や書類だけでは理解しにくいポイントを織り交ぜながら自己紹介を行っていた。

3−1.氏名

当然最初に氏名を言う。第一印象を良くすることを意識して、はっきりと聞き取りやすい声で話そう。

3−2.大学・学部名・学科名

転職の際にはマストではないが、大学・学部名・学科名を告げよう。

また、もしアピールできるような内容があれば、大学時代に行ってきた活動や学習内容にも触れておこう。自己紹介は話のきっかけ作りのために行うので、話のネタになりそうなことは簡単に紹介してもいいだろう。

3−3.現職(前職)の社名と業務内容

転職の際には必須となるのが、現職(前職)の社名と業務内容だ。

特に、業務内容が一般にわかりづらい内容のものであれば、自己紹介の時点で補足しておくべきだ。もちろん長くなりすぎないように簡潔さも意識しよう。

3−4.締めの挨拶

面接官も時間を割いて面接に臨んでいる。そのため、最後に「本日はお忙しい時間を割いていただきありがとうございます。宜しくお願い致します。」のように挨拶で締めくくろう。

4.自己紹介する時に意識する3つのポイント

以上が自己紹介の際に話す内容だが、あらかじめ意識しておきたいポイントもある。自己紹介は面接のスタートを告げる点で決して軽視してはいけない。以下の点を意識して行おう。

4−1.明るさ

一般論として明るい人と暗い人だったら、前者の方が相手に与える印象は良いだろう。面接では面接官に「一緒に働いてみたい」と思わせなければならない。そのため、第一印象は重要である。

明るくハキハキと自己紹介を行い、面接官に好印象を与えることを意識して自己紹介を行おう。どんなに能力があっても印象だけで採用に至らないことがあることを忘れずに。

4−2.書類で伝えにくい点を補足

大学における専門的な研究や現職(前職)における専門的な業務内容は、書類上だけでは面接官が理解できないことも多い。そのような場合には自己紹介の段階であらかじめ補足をしておくといい。

4−3.面接の中であらかじめ聞いてほしい点を含める

自分が話したい内容について面接官が聞いてくれるとは限らない。そのため、面接の中で聞いてほしい点があれば、あらかじめ自己紹介の段階でそのよう内容を含めてジャブを打っておくといい。

前述しているが、全ての面接官が面接に慣れているわけではない。自分の思い通りの質問がなされないことの方が多いだろう。そのため、布石を打っておくことが重要だ。

5.まとめ

以上が面接における自己紹介の仕方だ。求職者にとって自己紹介とは「話のきっかけ作り」を作る場である。また、面接のスタートとして第一印象を左右する場でもある。形式的で無意味に感じたとしても、どうせやらなければならないんだったら、上手く活用した方がいい。


スポンサードリンク

SNSでもご購読できます。