自己分析について

ノートへ書き込もうとする図

自己分析とは

自己分析とは、自分のことを分析する作業のことを言います。

自分自身のことを理解していると思っていても、その理解には主観が入り混じっていることが常です。自己分析を行う際には、あらゆる側面から”自分”について深く探っていくことになります。そして、極力主観を廃し、”客観的に”自分自身を見つめ、”自分”がどのような人間であるかを定義します。

このような自己分析の作業が、転職活動でなぜ必要なのか、そしてどのように行うべきなのかをご紹介します。

転職活動になぜ自己分析が必要か

新卒の就職活動時にも、自己分析を行った方は多いと思いますが、転職活動の際にも自己分析を行う必要があります。それでは、なぜ改めて転職活動でも自己分析をしなければいけないのか?

“現在の自分”を再確認する

まず、新卒の就職活動時における自分と、転職活動を行う際の自分とでは、年齢も、持っている経験・スキルも違います。また、根本的に異なる点として、社会人経験の有無が挙げられます。

新卒の就活時から月日が経った”現在の自分”はどのような人間だろうか?改めて分析してみると、随分考え方が変わった部分もあるのではないでしょうか?

社会人を経た今、”現在の自分”がどのような考え方をしているのか、どのような経験・スキルを持っているのか、再確認するために自己分析を行います。

自分の進むべき道を再確認する

転職活動とは、現在の状況に変化を与える活動です。現在の状況とは異なる全く新しい道を、自分自身で選択する活動です。そして、転職活動を行う背景には、現状に対する不満・物足りなさを打破したいという考えがあるはずです。

つまり、転職活動は自己実現のために行うと言っても差し支えはないでしょう。そうである以上、自分が何をしたいのか、どのような人間になりたいかについて、把握する必要があるのは明らかです。

“自分の進むべき道”が見えていない中で、転職活動を行っても、満足のいく結果は得られません。場合によっては、現状より悪い状況になってしまう可能性さえあります。

自身の将来を左右するからこそ、自分を見つめなおして、自分がどの道に進みたいのかを理解する必要があります。

自分の考えを言語化できるようにする

転職活動とは、自分一人で完結する活動ではありません。

自分自身を志望する企業に売り込んで、企業が採用の可否を判断します。履歴書・職務経歴書・面接など、自分を売り込む機会はいくつか用意されますが、これらに共通しているのは、自分という人間について”言語化”する必要があるという点です。

頭の中でなんとなく自分自身がどのような人間であるか理解していたとしても、それを言葉で説明できないのであれば、企業の選考の際に自分を売り込むことはできません。

自分がどのような人間であり、なぜ志望する企業に入りたいのかについて、言語化できるようになるためには、自分を客観的に評価する自己分析の作業が必要となります。

自己分析のポイント

過去の自分を振り返る

自己分析とは客観的に自分を評価する作業です。そのため、第三者の視点から自身を見つめなおす必要があります。しかし、自身を第三者の視点から客観的に見るのは容易ではありません。

そこで、自己分析を行う際には、過去の自分を振り返ることをオススメします。”自分が過去に行ったこと”については、現実に起こった事実でしかありません。過去の事実も、主観が入り交じることにより、記憶が改ざんされている可能性を否定できません。それでも、比較的には主観に左右されずに自分自身について分析できるようになるのではないでしょうか。

自分自身が何をやってきたか、どのような選択をしてきたか、人にどのように接してきたか、棚卸ししましょう。

自分の性格を理解する

過去の自分を振り返ったら、そこから自分はどのような性格の人間であるかを見ていきましょう。人にどのように接してきたかを振り返ることが、性格を理解するうえでの手助けになるでしょう。

その際、自身の嫌な部分が見えてきてしまうこともあります。しかし、それも含めて客観的に自分の性格を理解しましょう。美化せず、正当化せず、事実ベースで自身がどのような性格であるかを把握することが重要です。

自分のスキルを把握する

次に、自分の持っているスキルも改めて振り返りましょう。特に仕事で使えるスキルが重要です。役に立たないと思っていたスキルも、業界・職種によっては活躍することもあるので、できる限り網羅的にリストアップしていきましょう。

自分が何を大切にしているか

自己分析をする中で、最も重要なのは、自分が何を大切にしているかを把握することです。分かりやすく言えば、”価値観”を探ることです。自分の価値観を理解するには、自分がどのような選択を過去にしてきたかを振り返ることが近道です。

自分は仕事において、成長を最重要視するのか?ワークライフバランスか?年収か?

いま一度確認しましょう。

自分の強み・弱みを把握する

自分自身の性格・スキルを理解したら、そこから自分の性格・スキルを、強み・弱みに分類していきます。ただし、強みと弱みは紙一重です。

例えば、”じっくりと戦略を立てて事に臨む”という強みがあるとして、その強みは見方を変えれば”慎重すぎて機動力がない”とも取れます。

このように、強み・弱みは表裏一体です。強みを伸ばし、弱みを改善していくためにも、強み・弱みというのは把握しておくことに意味があります。

自己分析を転職に活かす

自己分析を行うことにより、自ずと自分が将来目指す道というのも見えてくるでしょう。そのことにより、どの企業に入社すべきかも、より明確になります。

転職活動では、履歴書・職務経歴書・面接など、自己PRを行う機会が大変多いです。しかし、自分自身について理解していなければ、一貫性のある自己PRなどできません。あらかじめ自己分析をして、自分という人間について理解することにより、面接などの場でも堂々と自信を持って受け答えなどもできるようになります。どのような質問をされても動揺することはなくなるでしょう。

意味を考えずに自己分析をしても、表面的にしか自分を理解することができません。自分自身を見つめなおすことが一体どのような意味を持つのか、しっかりと意識をして、転職活動は自己分析をしていきましょう。


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