営業手当とは?


“営業手当”という名目で手当を支給している企業がある。

営業手当とは一体どのようなものなのか、また営業手当を支給している企業に入社する場合にチェックしておきたいポイントについて紹介したい。

営業手当とは?

名称で想像はつくと思うが、営業手当とは「営業職に支給される手当」を意味する。

多くの手当がそうであるように、営業手当は法律で内容が定められている手当ではなく、企業ごとに独自のルールを定めることが可能だ。

その賃金の額や、何ヶ月毎に支給するのか等は、企業毎に異なるのである。

知っておきたい営業手当と残業代の関係

営業手当は、営業職にとっては基本的に嬉しい手当である。だが、注意が必要な点もある。それは、残業代との関係である。

まず、考えなければならいないのは、残業代を算出する時に、営業手当も含めて計算されるか否かである。残業代の算出を行うとき、一定の手当については、計算から除外をしていいという決まりがあるのだが、営業手当はこの中に含まれるのか。

結論から言うと、原則としては除外されない。つまり、残業代の算出をするときに、営業手当も計算に含まなければいけない。

だが、営業手当を固定残業代として扱っている企業もある。この場合はどうか。実は、この場合は営業手当は計算に含まなくてもよくなる。

この場合においては、”営業手当”と名前はついているが、実質は固定残業代と考えた方がいいだろう。

ここで、よくある誤解としては、営業手当を固定残業代として扱えば、どのような場合にも残業代を支払わなくてもよくなるという点である。

だが、営業手当を固定残業代として扱う場合は、何時間分の残業代として扱っているのかを事前に決めておかなければいけない。そして、その時間分を超えた残業については、企業は残業代を支払う必要があるのだ。

また、そもそも営業手当を固定残業代として扱う場合は、その旨を就業規則に含めていなければいけない点にも気をつけよう。

営業手当が支給される企業に入社する場合、就業規則や契約書において「営業手当が固定残業代として扱われているか」、また、「固定残業代として扱われている場合、何時間分の残業代として支給されるのか」を必ず確認するようにしよう。

そして、「営業手当が固定残業代として扱われている=残業代が一切出なくなる」となることはない点も憶えておこう。


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