リクナビ2018相変わらず(良い意味で)無駄を愛す。本気のCM特設サイト。

リクナビ2018CM特設サイト

今日、Youtubeを見ようと思ったらリクナビ2018のCMが流れた。そういえば、そろそろエントリー解禁だ。

去年のエントリー解禁日が思い返される。去年は、リクルートがカウントダウンサイトを作って解禁を待つ学生の期待を煽り、解禁直後もサーバを落とさず、一人高みの見物をしていた

ということで、今年はどんな感じなのか見るためにも広告をクリックしてみた。学生じゃないけど、すみません。そしたら出てきたのはCM特設サイト。感想、相変わらず(良い意味で)無駄を愛してるんだな、と。

昨年もCM特設サイトはあったけど、あえてランディングページにこれを設定するのが、やはりリクルートらしい。こういうことが許されるのが、リクルートですね。

コンバージョンさせる気はあるんですか?

新卒市場におけるマーケティングの事情にはあまり詳しくないが、普通広告を出稿するなら、コンバージョンを意識する。就活サイトとなると、それはサイトへの登録となるだろう。

インターネットの広告は細かく数値の分析が出来て、一人あたりのコンバージョン(登録)にいくらの費用がかかったか全て分かってしまう。だから、広告担当はできるだけコンバージョン単価を下げようと頑張る。

例えば、登録への導線を強めるために登録ボタンを目立つ位置に置くとか、ボタンを大きくするとか。そんなことをする。ところがどっこい、リクナビ2018のランディングページときたら、ファーストビューに雰囲気系のメインビジュアルがどでかくあって、登録ボタンはちょこんと置いてあるだけ。

これ

これ

コンバージョンさせる気はあるのでしょうか?

でも、ページ内にコンバージョンボタンを細かく設置していくという手もある。のだが、次のコンバージョンボタンが出てくるのはページの一番下。その代わり、テーマソング『BELIEVE』の楽譜をダウンロードできるボタンがあるよ。

楽譜のダウンロードができるよ

楽譜のダウンロードができるよ

これ、ダウンロードさせたところで、リクナビ2018の登録につながるわけじゃないんですよ?何の意味があるんですか?

サービスのアピール、全然しないんだね・・・

インターネット広告では、広告をクリックした先のページをランディングページと呼ぶ。コンバージョンを意識するなら、ランディングページでは普通サービスの強みとかをめいっぱいアピールする。

ところでリクナビ2018は・・・・

CM特設サイトということでお察しかとは思いますが、『リクナビ2018』というサービスに関するアピール一切なし。あるのはCMギャラリー、

CMギャラリー

CMギャラリー

川島海荷さんのインタビュー、

川島海荷さんのインタビュー

川島海荷さんのインタビュー

そして、さっきの楽譜のあれ。サービスのことは何もわからん。

もはや川島海荷さんのプロモーションサイト。

CPAとか考えてたら、こんなことできない

このように、コンバージョン意識が薄い、リクナビ2018の広告戦略。

インターネット広告は先程も言ったように、広告の成果が丸見え。CPA(コンバージョン単価)とか考えてたら、こんなことはできない。でも、(実際のCPAは知らないけど)CPA無視で広告を打てるところが、リクルートの強み。

頭で考えれば、結局ぼく自身このようにリクナビ2018の特設サイトを見て強く心に残っているのだから、こういったランディングページが効果的なのは分かる。直接的にコンバージョンしなくとも、この特設サイトによってきっと多くの人がリクナビ2018に興味を持つだろう。

だが、実際に広告を運用するとなると、CPAが悪くなる可能性があるこんな思い切った施策は怖くてできない。「CPA悪くなってるけど、これどうすんの?自己満。お金の無駄じゃん。」とか詰められるのが怖い。だったら、とりあえずコンバージョン意識したページを作って、言い訳できるように頑張った風を見せる。

成果が丸見えなだけに、テクニック論に走りがちなインターネット広告。

だが本来、自分たちが見せたい世界観・伝えたいメッセージを届けるのが広告の役目なのではないだろうか。それをリクルートは大事にしているのではないか、と感じる。明確に見せたい世界観・伝えたいメッセージがあるから、CPAに囚われず、あるべきを目指せる。

また今年もカウントダウンサイトは作るのだろうか。今からエントリー解禁が楽しみです。学生じゃないけど。


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