履歴書におけるアルバイト経験の書き方5つのポイント!

アルバイト職歴

履歴書にアルバイト経験を書くべきかどうか、迷われる方もいるだろう。特に、新卒入社をせずにそのまま卒業し、数年間フリーターとして働いてから就職活動をする場合に迷うケースが多いだろう。

履歴書は、転職活動の際にほぼ必ず提出することになる書類だ。そして、書類選考においては履歴書と職務経歴書で採用担当は求職者の合否を判断する。そのため、履歴書の内容に間違いがないように慎重に書きたいと考える方は多いはずだ。

そこで、このページでは履歴書にアルバイト経験を書くべきかどうかについて、解説をしたいと思う。

1.履歴書の役割を考える

そもそも履歴書は就職・転職においてどのような役割を持つのだろうか。履歴書は企業が求職者の事実情報を把握するための書類なのだが、選考における役割に焦点を置くと二つの役割があると言える。

まず一つ目は、採用担当者が書類選考においてあなたの合否を判断するための書類としての役割を持つ。ただし、合否を判断する書類としては、職務経歴書の方が遥かに重要である。なぜなら、履歴書に記載できる内容は主に事実情報のみだからだ。そのため履歴書は、学歴・職歴・資格などが最低限の採用基準に達しているかどうかを判断する程度に用いられる。

二つ目の役割としては、面接時における参考資料としての役割が挙げられる。採用担当者が初めて触れる求職者に関する情報は履歴書と職務経歴書だ。そして、履歴書と職務経歴書を見て興味を持てば、面接選考で直接話を聞くことになる。そして面接においては、履歴書・職務経歴書の内容を基に、採用担当は求職者に質問をしていくことになる。

上記の二点を考えると、履歴書に記載する情報は「採用担当者の立場からして必要な情報」のみで十分であることが分かるだろう。それでは、アルバイトの経験は採用担当者にとって必要か否か、以下で掘り下げてみたい。

2.アルバイト経験は立場によって記載有無を考える

アルバイト経験を記載するかどうかは、求職者の立場によって変わる。アルバイト経験を履歴書に記載するべき場合、記載する必要がない場合の両方について解説する。

2−1.アルバイト経験を記載する必要がない場合

2−1−1.学生時代のアルバイト経験は記載不要

まず、学生時代のアルバイト経験については基本的に記載は不要である。これは新卒・中途採用のどちらであろうとも共通する。

ただし、学生時代に行ったアルバイトが応募企業の業務と深く関わる可能性があれば、記載してもいいだろう。実際に雇用形態としてはアルバイトであろうと、専門的な業務を行っている場合もある。例えば、Web制作企業への応募を行う際の、Web制作会社でのアルバイト経験がこのケースに該当する。

求人企業の業務に深く関わるのであれば、その経験について知りたいと採用担当者はきっと思うはずだ。アピールできるような経験であれば記載して差し支えないだろう。

2−1−2.正社員から正社員へと転職する場合

正社員から正社員へと転職する場合は、アルバイト経験について記載する必要はない。

例えば、正社員から正社員へと転職する間に、短期でアルバイトをするケースが挙げられる。ただし、後述するが正社員から正社員へと転職する間に長期のブランク期間がある場合は記載した方がいい場合もあるので注意が必要だ。

2−2.アルバイト経験を記載した方がいい場合

2−2−1.卒業後に一定期間以上のアルバイト経験がある場合

新卒入社をせずに、卒業後一定期間以上のアルバイト経験がある方は、履歴書にもアルバイト経験を記載しておくことが望ましい。なぜなら、アルバイト経験を記載しないと、卒業後の職歴欄に記載する内容がなくなってしまうからである。

同様に、新卒で正社員として入社したものの、途中で退社してから一定期間アルバイト就業した後に再度正社員や契約社員として転職をするケースでもアルバイト経験を履歴書に記載するべきだろう。

“一定期間”に明確な定義はないが、1年以上のアルバイト経験を目安に考えるといいだろう。

なぜなら、企業の採用担当者は、履歴書・職務経歴書の少ない情報から面接で求職者に質問を行うからだ。そして、中途採用においては、これまでにどのような業務を行ってきたかを中心に質問が行われるのだ。

例えば、1年間のブランク期間が履歴書にあったとしら、「この間に何をしていたのか」について採用担当は気になる。既卒・フリーターの就職活動では、ブランク期間があることに関する納得できる理由を採用担当者に説明することが重要だ。アルバイトをしていたのであれば、どのような業務を行っており、その能力を就職・転職するにあたってどのように活かそうと考えているのか、説明する必要がある。

ただし、正社員を退職してから転職活動を行い、その間に生活費稼ぎに1〜2ヶ月程度の短期でアルバイトを行っていた場合などは記載不要だ。この場合は、あくまで転職活動を主に行っていたと判断され、ブランク期間とは見られないからだ。

長々と書いたが、ポイントは採用担当者から見て”ブランク期間”と判断される期間アルバイトを行っていたかどうかだ。ブランク期間に明確な定義はないが、1年を超えると多くの採用担当者はブランク期間と見なすので、アルバイト経験を記載することが望ましい。

2−2−2.契約社員・アルバイト応募の場合

契約社員・アルバイト応募においては、アルバイト経験を記載してもいいだろう。ただし、学生時代のアルバイト経験については上述したとおり記入する必要はない。

2−2−3.業務に活かせるアルバイト経験がある場合

業務に活かせるようなアルバイト経験がある場合については、書類選考・面接選考においてもアピールポイントになるので、履歴書にその点を記載してもいいだろう。

3.同時に複数のアルバイトを掛け持ちしていた場合はどうするか

同時に複数のアルバイトを掛け持ちしていた場合に、どのように履歴書に記載するか迷われる方もいるだろう。

この場合、基本的にはメインで働いていたアルバイト先の経験を書いておくといいだろう。その他のアルバイト経験もアピールできるポイントがあるのであれば、自己PR欄などで補足しておくことをおすすめする。

4.履歴書の書き方に明確なルールはない。

履歴書の書き方について、実は明確なルールはない。ほとんどがマナーとして一般化したものだ。

特にアルバイトの記載についてはマナーとしても一般的に定式化されたルールはない。上記で説明したのは、あくまで私自身が転職エージェントで働いてきた経験の中で、アドバイスしていた内容だ。しかし、実際には個別の事情によっても記載すべきか否かが変わるので、上記で説明した内容は正直全ての方に当てはまるものではない。

ただ、重要なのは、履歴書の中における不要な情報を省き、採用担当者が知りたいと思う情報を記載することだ。そういう意味では、重要であると考えるアルバイト経験については、記載してもいいと思う。職歴欄に書くまでの内容でないのであれば、自己PR欄などの箇所で記載する方法もある。

人それぞれで特殊事情があると思うので、柔軟に対応してほしい。

5.職歴欄にアルバイト歴を記載する方法

最後に、職歴欄にアルバイト経験を記載する一般的な方法について紹介したい。

アルバイト職歴

アルバイト職歴

正社員勤務の場合であれば、”入社”と一言記載すればいいが、アルバイト経験の場合は正社員勤務と区別するために、”アルバイト勤務”と記載しよう。アルバイトだと分かる書き方であれば問題はなく、全く同じ記載方法である必要はない。

また、必須ではないが、アルバイトにおいてどのようなことを行っていたかを一言で記載すると、採用担当者も業務内容をすぐに把握できるので親切だ。詳細については職務経歴書に記載すればいいので、細かく書く必要はない。また、その他にアピールしたいアルバイト経験があれば、自己PR欄を利用してもいい。

ただし、あくまで採用担当者にとって必要であるか否かを判断した上で記載するようにしよう。


スポンサードリンク

SNSでもご購読できます。