「最寄り駅」の複数記入による流入数増加、4つのポイント!|人材マーケのSEO対策


人材業界は、SEOへの取り組みが積極になされている業界であり、各社は如何にサイトへの流入数を増加できるか日々模索している。そして、リンクを貼れば検索順位が上がるという時代が過ぎた今、人材会社が特に力を入れているのは以下2種類の施策によるSEOだろう。

  • コンテンツマーケティング
  • 求人情報のSEO

コンテンツマーケティングとは、サイト内に役立つ記事コンテンツを充実させることにより、記事の検索順位を上げ、ひいてはサイトへの流入数を増加させる施策だ。「履歴書の書き方」「面接対策」等、転職ノウハウ系のコンテンツを充実させていく例はよく見られるだろう。

一方、求人情報のSEOは、採用企業の求人情報にユーザーが検索するであろうワードを含めておくことにより、GoogleやIndeed等の検索エンジンで引っかかりやすくする施策だ。タイトルに「勤務地×職種」「勤務地×業種」のようなワードを入れておく例が挙げられる。

SEOに積極的な人材業界においては、多くの企業が上記2つの手法を当たり前のように実行している。多くの企業が当たり前のように実行しているだけに、SEOを頑張ったとしても中々効果としては表れにくいのが現状だ。

それでは効果が出ないので、SEOに取り組んでも無駄かと言うと、そういうわけではない。なぜなら、細かい部分を見ていけば、まだ各社の取り組みが比較的進んでいないようなSEO施策があるからだ。

そこで本記事では、各社の対策が比較的進んでいない「最寄り駅」を軸にしたSEO施策について紹介したいと思う。

1.最寄り駅を軸にしたSEO施策とは?

求人情報を活用したSEO施策は、ユーザーの検索行動を予想して、検索されるであろうワードを求人情報にあらかじめ含ませておくことによって行う。

例えば、東京都で営業職の求人を探しているユーザーは、Google等の検索エンジンで「東京都 営業職」と検索することが予想される。であれば、求人情報にあらかじめ”東京都”と”営業職”というワードを含ませておけば、「東京都 営業職」で検索したユーザーの検索結果に表示される可能性が高まる。

また、ユーザーの検索行動はある程度パターン化できる。上記の例で言えば、ユーザーは”勤務地”と”職種”という2つの軸で検索を行っていることになる。つまり、あらかじめ”勤務地”と”職種”を求人情報に含ませておけば、「勤務地×職種」の掛け合わせで検索を行った全国のユーザーに対して、自社の求人情報を表示させる可能性を高めることができる。

求人情報のSEOは、ユーザーの検索行動パターンをどれだけ見つけ出せるかが一つのポイントとなる。

今回紹介する”最寄り駅”を軸としたSEO施策は、採用企業の最寄り駅を求人情報に含ませることによるSEO施策だ。つまり、「最寄り駅」を軸に検索を行うユーザーの検索行動パターンに注目する手法だ。最寄り駅を軸に検索を行っているユーザーに、自社の求人情報を表示させる可能性を高めることが目的となる。例えば、「最寄り駅×職種」「最寄り駅×業種」のような掛け合わせで検索を行っているユーザーがターゲットだ。

2.最寄り駅を複数入れるのがポイント

最寄り駅を求人情報に含ませておくことは、どの人材会社も行っている基本だ。

そもそも、最寄り駅の情報が存在しない求人は、SEOを抜きにしてもユーザーにとって親切ではない。働く上で、誰だって勤務先の最寄り駅は知りたいはずだ。

それでは、最寄り駅によるSEOはどのように行えばいいのか。ポイントとなるのは、最寄り駅が複数存在する求人だ。

例えば、東京駅が最寄り駅の企業を考えてみよう。この場合、求人情報には最寄り駅を”東京駅”と設定することになるだろう。だが、東京駅の近くには日本橋駅・京橋駅・有楽町駅・三越前駅・銀座一丁目駅等がある。企業の所在地にもよるが、人によっては京橋駅から通勤した方が楽な場合もあるし、銀座一丁目駅から通勤した方が楽な場合も考えられる。

このような場合は、ユーザーが入社した際に使用する可能性のある駅については全て、求人情報に含んでおくべきだろう。もちろん、駅同士が近いからといって、企業の所在地から考えて最寄り駅として利用する可能性のない駅は含めるべきではない。

このように最寄り駅を複数含ませておくことにより、一つの駅しか入力していなかった時よりも検索対象となるワードが増え、SEO効果が臨めるようになる。

3.最寄り駅の複数入力は穴場

そして、実は最寄り駅を複数入力することは、SEO的観点から穴場なのである。なぜなら、人材会社においてこの点を徹底できている会社はまだ少ないからである。

人材会社は、一般的に採用企業からヒアリングした情報や、採用企業に記入してもらった情報を基に、求人情報をサイトに反映する。つまり、採用企業の最寄り駅が実質は複数あったとしても、採用企業から提出されている情報で一つとされていたとしたら、最寄り駅は一つのままでサイトに反映されるのである。

もちろん、採用企業から情報を回収した時点で、「この求人については最寄り駅は複数あるのではないか」というチェック体制が人材会社において整えられているのであれば問題ないのだが、そこまでやっている企業はまだあまりないだろう。

最寄り駅が複数あるかどうかチェックするためには、GoogleMap等で採用企業の住所を検索して、周囲に他の駅がないか確認しなければいけない手間がある。この手間を考えても、やはりこの点を徹底している企業は少ないはずだ。

4.SEOを抜きにしても最寄り駅の複数入力はメリットがある

また、最寄り駅が複数ある場合に、その全てを求人情報に含ませることは、SEOを抜きにしてもメリットがある。

それは、シンプルにユーザーにとって親切だからだ。ユーザーが移動する際には、それぞれのユーザーで移動経路が異なるはずだ。一方のユーザーにとって◯◯駅の方が通勤に便利だとしても、一方のユーザーにとっては△△駅からの通勤の方が便利な可能性はある。

そう考えると、ユーザーが入社する場合に使用する可能性のある駅を全て記載しておくことは、ユーザーにとっても求人の内容を正確に理解するために重要なのだ。

5.まとめ

最寄り駅を軸にしたSEO施策は、都道府県を軸にしたSEO施策等と比べると、流入に与えるインパクトは大きくないだろう。

だが、いくつもの求人が存在する中で、こういった細かい対策を行っていくことにより、チリツモ方式で流入数増加に寄与する可能性は多いにある。それに、正確な情報をユーザーに伝えるという意味でも、十分に意義のある施策だ。

細かい施策ではあるが、SEOに困っている人材のマーケティング担当者は、是非実施してみてほしい。


スポンサードリンク

SNSでもご購読できます。