既卒が就活を勝ち抜く7つのポイント!


既卒としての就活は決して簡単ではない。新卒一括採用を新卒採用手法としている日本では、新卒での就職機会を逃すと、キャリア構築のための機会が激減してしまうからである。

それでは、既卒として就職することは不可能なのだろうか。この点については、人材業界で働いてきた私の経験から断言させてもらうが、不可能ではない。

また、既卒としての就職は「簡単ではない」が、一般的なイメージほどは「難しくもない」という印象を受ける。

そのことを証明するのが、既卒向け人材紹介サービスの充実である。

インターネットで検索していると、既卒向けサービスの広告をよく目にすることがあるだろう。広告というのは、当然費用がかかる。もし既卒の就職が不可能なのであれば、企業はわざわざ費用をかけて広告出稿なんてするだろうか。もちろん、否だ。既卒向けにサービスを展開しても十分に採算が取れるからわざわざ費用をかけてまで広告出稿をしているのである。

一方で、既卒としての就活は一般的な新卒・中途との活動方法と異なるのも事実だ。そこで、本記事では既卒として就活を勝ち抜くための7つのポイントをお伝えしたいと思う。

  1. 既卒の就活方法2つの選択肢
  2. 既卒として就活を行う上での心構え
  3. 既卒の就活で失敗する4つ要因
  4. 既卒に転職エージェントの利用をおすすめする理由
  5. 既卒が自分に合った転職エージェントを探すポイント
  6. 既卒におすすめの転職エージェント5選
  7. 既卒の面接対策

私自身既卒としてのキャリアを持ち、その後人材業界を経験してきている。既卒の就活事情については当事者・支援者の立場を経験しており、多少なりとも役に立てるのではないかと思っている。

1.既卒の就活方法2つの選択肢

既卒の就活について理解するために、まず既卒として選択しうる2つの就活方法について説明したい。

既卒が就活を行う際には、「新卒」枠での応募もしくは「中途」枠での応募のどちらかを選択することになる。もちろん、両方選択することも可能だ。

1−1.「新卒」枠での就活

まず、「新卒」枠について説明したい。既卒になってしまうと、新卒として就活ができないというイメージがあるが、この認識は誤りだ。単純に新卒枠で既卒を募集している企業の割合をみると、実は過半数の企業が応募受付をしている。

新規学卒者採用枠での既卒者の応募受付状況

新規学卒者採用枠での既卒者の応募受付状況
参照元:厚生労働省(平成26年8月労働経済調査動向調査

上図の「採用に至らなかった」「採用に至った」の合計値が、既卒を新卒枠で募集している企業の割合となる。つまり、既卒の状態で新卒枠への応募自体は可能なのである。

また、既卒を新卒枠で応募受付をする、卒業後からの経過年数も気になるところだろう。この点で言えば、以下の図が参考になるだろう。

新規学卒者採用枠に応募可能な卒業後の経過期間

新規学卒者採用枠に応募可能な卒業後の経過期間
参照元:厚生労働省(平成26年8月労働経済調査動向調査

上図を見ると、2011年時点では半分の企業が応募対象を卒業後1年以内に限定していたのに対し、2014年時点では卒業後2〜3年以内を応募対象としている企業が半分になっていることがわかるだろう。

また、人材大手のリクルートも新卒採用枠を既卒30歳まで受付可能にしており、社会の流れが既卒を新卒採用枠で応募する方向へと進んでいることがわかる。

ただし、既卒を新卒枠で応募受付をしていたとしても、実際に採用されるかどうかは別であることも理解する必要がある。実際に、既卒を新卒枠で応募受付はしているものの、「採用に至らなかった」とする企業は多い。

1−2.「中途」枠での就活

次に、「中途」枠について説明したい。既卒の就活となると、「中途枠で応募する」というイメージの方が一般的なのではないだろうか。

中途枠の募集については、既卒を対象とするか否かは求人内容によって大きく異なる。社会人経験を必須とする求人もあれば、経歴不問としている求人もある。

中途枠で応募をするとなると、経歴不問求人を中心に探していくことになる。人材業界で働いてきた経験上、このような求人は意外と多い。

2.既卒として就活を行う上での心構え

既卒として就活を進める上で、どのような選択肢があるか理解をしてもらったら、次は既卒として就活を行う上での心構えについて説明したいと思う。

既卒は新卒者や転職者とは状況が大きく異なるので、同じような方法で就活を行うわけにはいかない。また、新卒者・転職者と比ると、就職の難易度はどうしても上がってしまうので、中々内定をもらえずに辛い想いをすることもあるだろう。

そのため、あらかじめ覚悟しておかなければいけない点、理解しておかなければいけない点については把握しておこう。事前に心の準備をしていれば、多少の難局に遭遇しても乗り越えられるはずだ。

2−1.不利になることは覚悟する

どうしても受け入れなければいけない点は、既卒の就活は不利になるという点だ。

新卒採用枠では新卒者がライバルになるし、中途採用枠では社会人経験を経ている第二新卒層がライバルになる。
参考記事:第二新卒とは〜第二新卒の転職ポイント〜

若さでは新卒者には負けてしまうし、経験では第二新卒層に負けてしまうので、アピールポイントが少なくなってしまうのが難点だ。

だが、不利になるということで悲観的にはならないでもらいたい。実際に既卒での就職例はいくらでもあるからだ。

あえて不利になるという点を強調しているのは、悲観的にさせたいからではなく、一般的な就職よりは努力をしなければいけないということを意識してもらいたいからである。

既卒として就活すると、一社落ちただけで「やはり不利だから就職は無理だ」と考える方がいる。しかし、新卒も第二新卒も、一社目で内定が出ることなんて稀である。

「不利なのだから選考で落ちても当たり前」というくらいの気持ちで臨めば、気持ちに余裕が出るはずだ。不利ではあるが、全くもって不可能ではないので、悲観的にならずにどんどんチャレンジしていこう。

2−2.年齢を重ねるごとに就職が難しくなることを理解する

既卒として就活をする場合に意識してもらいたいのが、「早ければ早いほどいい」ということだ。

フリーターから正社員への転職状況

フリーターから正社員への転職状況
※20~29歳、正規課程の学生年、専業主婦を除く
参照元:独立行政法人労働政策研究・研修機構「「第3回若者のワークスタイル調査

上図は、フリーターの正社員への転職割合を図示したものだが、フリーター期間が短いほど正社員への転職割合が多い傾向にあることが分かるだろう。特にフリーター期間が半年であれば、全体の64%が正社員になれているのである。

逆に3年を超すと、正社員への転職割合が落ちてしまうのだ。

私が人材業界で働いてきた経験からも、早い方が有利であることを実感する。

若いうちであれば、多少の遅れはその後の成長性でいくらでも取り戻せるが、年齢を重ねれば重ねるほど”実績”を強く求められるようになる。そのため、既卒から就活するのであれば、とにかく早く動き出すことを強くおすすめする。

2−3.既卒向けの求人が存在することを理解する

既卒を対象とする求人は新卒枠・中途枠、どちらにも存在する。つまり、就職する上での選択肢は十分にあるのだ。

ただ、新卒枠で既卒を募集している場合でも、実際に既卒の採用を行った企業が少ないのは、前図の通りである。これは、「応募受付はするが採用自体には積極的ではない」という企業が含まれていることが理由だと考えられる。

特に大企業でこの例に該当する企業は多いだろう。大企業は社会的影響力が大きいために、自然と社会に対する責任を意識せざるを得ない。そうなると、国が推進している方針についても可能な限り従う必要がある。

つまり、「既卒を新卒枠で応募受付するように」という方針を国が推進していれば、大企業もその方針に倣うのだ。もちろん、”応募受付”をしても”採用”するかどうかはまた別である。

このような事情もあり、既卒を対象とした新卒枠の求人については、CSR活動の一貫として応募受付をしている企業が存在するため、積極的に採用しているかどうかまでは外側から判断しにくい。

一方で、中途枠については事情が異なる。

企業が中途枠で募集を行う際、ほとんどの場合「応募対象者」については本音ベースで定める。社会人経験が必須なのであれば求人情報にその旨を記載するし、経歴にこだわらないのであれば「経歴不問」と記載をするはずだ。

「経歴不問」とされる求人が、本当に経歴不問かどうか怪しむ方もいるだろう。この点、人材業界で働いてきた経験から、「経歴不問」とされる場合は、本当に経歴を問わないケースがほとんどだと感じる。

採用企業の側からすると、経歴不問でないのに「経歴不問」と門戸を広げるメリットは全くない。対象外の人材が大量に応募してきてしまい、採用工数に無駄が生じてしまうからだ。中途採用は新卒のように一括採用を行うわけではないため、人的コストも限られている。そのような中で、意図もなく「経歴不問」で募集をする企業はまずないだろう。

つまり、中途枠で「経歴不問」とされる求人があれば、既卒の応募を受け付けており、採用についても行っている可能性が高いのである。

いずれにせよ、新卒枠・中途枠の双方において、既卒を対象として採用を行っている求人が存在することを理解してもらいたい。

2−4.一方で求人が限定されることも理解する

既卒を対象とした求人が新卒・中途のどちらにも存在することを理解してもらったと思うが、一方で求人の種類は限定されてしまう点についても理解してもらいたい。

新卒の場合は大企業でも既卒の応募を受けてつけている場合はあるが、実際に採用に至るケースは少ないことは前述した通りである。

一方で中途採用枠だと、既卒の採用を積極的に行う企業もあるが、これらの企業は新卒採用で苦戦している中小企業であるケースが多い。若手を十分に確保できないため、既卒まで採用対象を広げているのである。

そのため、既卒として就活する場合、自分の意のままに求人を選ぶということは難しくなる。つまり、選り好みすることはできない。

逆に言えば、一度正社員になってしまえば、一気に応募できる求人が増える。そのため、一度正社員になってしまって、その後また転職をするという手もある。

3.既卒の就活で失敗する4つ要因

今まで既卒の就活をサポートしてきた中で、既卒の方にはある共通した考え方の傾向があると感じた。誰もが持つような考えではあるが、あまりに過大に持つと就活失敗の要因にもなってしまう。

そこで、以下では就活失敗に繋がりかねない4つの要因(考え方)について説明したいと思う。

3−1.過大な不安・恐怖

社会人経験がないため、就活・就職に対して過大な不安や恐怖を持つ既卒の方は少なくない。

  • ビジネスマナーがない自分を欲しがる企業なんてないのではないか
  • 同世代は社会人として経験を積んでいて、どんどん差が広がっていってしまう
  • 自身の経歴では書類選考にきっと通らない
  • 面接で何を話せばいいかわからない
  • 面接でのマナーが分からない など

上記のような不安が就活に対する恐怖となって、なおさら就職から遠ざかる例はいくつも見てきた。

このような不安を持つのは自然のことではある。だが一方で、これらの不安を就活する上での”壁”として大きく見積もり過ぎる傾向にあると感じる。

社会人数年程度の経験は、その後の努力次第でいかようにも埋めることができる。実際、社会人と既卒の能力差はそれほど大きくはない。社会人として勤めていても、漫然と日々を過ごして、それほど成長していないような人はいくらでもいる。

もちろん、一方で若くして大活躍するような人もいる。だが、上ばかり見ていても仕方がない。

ビジネスマナーなんてすぐに身につけることはできるし、社会に入ってしまえば経歴を気にする人なんてそんなにいない。面接のマナーも今の時代においてそれほど重要視はされない。

既卒が持つ不安と恐怖は、大体”知らない”ことに起因する。知らないからこそ、自身が経験・スキルを持っていないことが就活する上での大きな”壁”となるということを想像してしまう。

しかし、自分自身で勝手に”壁”を作って就職が無理だと判断しないで欲しい。既卒を積極採用している企業は実際にいくらでもある。つまりは、自分が”壁”だと感じている点を、全く気にしていない企業が存在するということなのだ。

3−2.逃げグセ

“逃げグセ”も既卒の就活において失敗の要因になりやすい点だ。

就職だけが人生の全てではないので、就活することが正というわけではない。現状に納得した上で、就活をしないという選択をするのであれば、前向きな理由であり就活から逃げたということにはならない。

だが、自身の現状に危機感を憶えているにも関わらず、何も”選択”をしないで日々が過ぎるのを待つのはあまりいい傾向ではない。現状を変えるには、やはり何かしら動くしかない。それが就活である必要はないが、もし就活が最良だと考えるのであれば、すぐにでも動き出すべきだ。

前述したように、既卒から正社員になるには、早ければ早いほどいいからである。

3−3.他責性

「社会が悪い」「面接官が悪い」等、他人に責任を帰する”他責性”も就活失敗の要因になる。

もちろん、実際に社会が悪いかもしれないし、面接官が悪いのかもしれない。だが、自身の人生に責任を持てるのは自分自身だけである。いくら他人が悪いと責めたてても、何も変わらない。

現状を変えるには、他人に変わってもらうより、自分が変わる方が手っ取り早い。

他責性が強いと、面接においても「この人はすぐに責任を他人に転嫁してしまう」と判断されてしまう。自分が完璧な人間でない限りは、まず自分の悪い点を見つめて、そこを改善する努力をする方が面接官からも前向きな人間として評価されやすい。

3−4.プライドの高さ

プライドの高さにより、就活から遠ざかるという方も少なくない。

就活に”選考”というフェーズが存在する以上、他人から自身を評価されるということは避けられない。選考に落ちるということは、その企業においては人材として必要ないと判断されることであり、そのことにより自分自身が否定されたと感じる方もいるだろう。

プライドが高いために、否定されるのを恐れて、就活から遠ざかるという方も多く見てきた。だが、就活においてはこのようなプライドは捨てるべきだ。

通常の新卒・中途採用でも、一発で希望の企業に入社できる人は少数派だ。皆んな、何社かに落とされた上で、内定を得るのである。

選考に通過できないということは、あくまで「その企業においては必要ない」ということであり、その他の企業はまた別である。

日本には数多くの企業があり、それぞれの企業で求める人物像は異なる。そう考えると、むしろ選考に通過できないことの方が多くて当たり前だ。

過剰なプライド故に、選考に落ちることを恐れて就活をしないのは本末転倒である。「落ちて当たり前」くらいに考えて選考に臨んでいこう。

4.既卒に転職エージェントの利用をおすすめする理由

既卒の就活手段としては、新卒・中途枠応募の選択肢があることは前述した通りだ。だが、個人的には転職エージェントを利用した中途枠での応募をおすすめしたい。

中途枠となると、既に社会人経験がある層がライバルになるので、就職は難しいのではないかと考えるかもしれない。だが、転職エージェントを上手く活用すれば中途枠の方が効率的な就活ができる。

以下に転職エージェントを既卒におすすめする主な理由について説明したい。

4−1.既卒向け求人を自力で探すのは効率的ではない

既卒に転職エージェントをおすすめするひとつ目の理由は、転職エージェントの方が既卒向けの求人を探しやすいことが挙げられる。

逆に言えば、既卒向けの求人を自力で探すのは効率的ではない。なぜなら(全体の中では)数が少ないからである。

それに、求人媒体などに記載されている求人情報では、既卒が募集対象であるか否か判断しかねることもある。「経歴不問」と明記されていれば既卒でも応募は可能だろうが、どうとでも判断できる記載も中にはある。

そうなると、表向きは対象外と明記されていないが実際には既卒対象外の求人にも応募をすることになってしまい、そのせいで書類選考率が悪くなる可能性がある。

一方で、転職エージェントは事前に採用企業から募集対象者を明確にヒアリングしているため、既卒を対象としている求人だけをピックアップして紹介してくれる。そもそも既卒を対象としていない求人は紹介されないため、応募に無駄が生じない。

4−2.書類添削・面接対策といったサービスを受けられる

既卒に転職エージェントをおすすめするふたつ目の理由は、無料で書類添削・面接対策といったサービスを受けられることが挙げられる。

既卒の就活における弱点は、経験の少なさと情報量の少なさである。

その点転職エージェントを利用すれば、書類作成や面接における基本的なポイントを教えてもらうことができる。社会人としてのマナー等に不安があるのであれば、こういったサポートでその不安を拭い去ろう。

また、どのような人材が求められているか、過去にどのような人物が選考を通過していったか、さらには残業時間など働く上での環境など、採用企業に関する気になる情報も転職エージェントから聞き出すことができるので、メリットは大きい。

サービスは全て無料なのだから、利用しない手はないだろう。

5.既卒が自分に合った転職エージェントを探すポイント

既卒の就活には転職エージェントの利用をおすすめするが、全ての転職エージェントが無条件でおすすめというわけではない。

転職エージェントはどれも同じようなサービスに見えるだろうが、実際にはそれぞれの転職エージェントで特徴は大きく異なるのである。

就活を有利に進めるためには、やはり自分に合った転職エージェントに登録することが一番だ。そこで、既卒が転職エージェントを探す際のポイントについて以下で紹介したい。

5−1.既卒を対象としたサービスに登録する

既卒が就活を行う上でおすすめしたいのは、既卒を対象として転職エージェントに登録することだ。

転職エージェントは表向き、誰でも登録できるようになっているが、実は登録した求職者の全てに対してサービス提供を行っているわけではない。なぜなら、転職エージェントは登録者の一人一人に対してキャリアアドバイザーを担当としてつけるアナログなサービスだからである。人的リソースを考えると全ての登録者にサービス提供を行うことは不可能なのだ。

そうなると、”売れる”人材を優先的に対応していくことになるので、自然と経歴が秀でている者から対応を行う。人気の転職エージェントだと登録者が多すぎて、「求人紹介ができない」とお断りされることもある。
参考記事:転職エージェントに相手にされない?「紹介できない」と言われた時にどうするか。

社会人経験がない既卒は、この点どうしても後回しにされてしまう傾向にある。

だが、既卒を対象としたサービスについては、話は別だ。既卒を対象としたサービスは、「既卒の就活」という市場に注力をしているため、経歴に関わらずサービス提供を行う。

また、既卒を対象とするサービスは、既卒をターゲットにしているため、未経験歓迎求人を多く扱っているのも特徴だ。既卒向け求人を自力で探すのは手間がかかるが、既卒向け転職エージェントなら、どんどん紹介してくれるはずだ。

5−2.サポートが充実しているサービスに登録する

既卒が就活する上では、サポート体制が充実しているサービスに登録すべきだろう。

転職エージェントは、サービスごとにサポート体制が大きく異なる。淡々と求人紹介だけを行う転職エージェント、カウンセリングを徹底的に行う転職エージェント、研修を用意する転職エージェントと様々である。

この点、既卒は社会人経験がないため、その点をカバーすべくサポート体制が充実しているサービスの方が適している。既卒向け転職エージェントは、概してサポート体制が充実している傾向にあるが、その中でも自分に向いたサポートを用意している転職エージェントを選ぶといいだろう。

6.既卒におすすめの転職エージェント5選

既卒が転職エージェントを利用すべき理由を説明したところで、次は既卒におすすめする転職エージェントを紹介したいと思う。

どれも既卒向けのサービスなので、未経験歓迎求人を豊富に取り扱っており、サポート体制も充実している。それぞれのサービスの特徴を紹介するので、自分に合ったサービスに是非登録してみてほしい。

6−1.ジェイック営業カレッジ

ジェイック営業カレッジ

ジェイック営業カレッジ

ジェイック営業カレッジ』は、既卒・フリーター・第二新卒といった若手層を対象とした転職エージェントだ。第二新卒も対象とはしているが、サービス内容的には既卒・フリーターにこれ以上ないくらい適している。

サービスの流れは以下の通り、一般的な転職エージェントと大きく異なる。

  1. 説明会
  2. 個別面談
  3. 就職講座
  4. 面接

特徴としては、2週間に及ぶ就職講座が実施される点であろう。この就職講座は、基本的なビジネスマナーの研修から、実践的な飛び込み営業の研修まで、入社してからなるべく早く戦力になれるような内容が充実している。

研修により「社会人として働く」ことを体験でき、自信を持って選考に臨むことができるようになるだろう。また、元々人材教育事業を行ってきた企業であるため、研修のシステムもしっかりしている。

就職講座の中には厳しい内容も含まれているが、「2週間の研修を耐えることができた人材」として、ストレス耐性をアピールする材料にもなる。企業が既卒を採用する際に、ストレス耐性があるか否かは気にする点になるので、この点をアピールできることは大きなメリットだ。

また、企業からすると事前に研修が行われることにより、自社における研修コストを節約できるというメリットもあり、企業にとっても嬉しい仕組みなのだ。

就職講座を修了すると、書類選考なしの集団面接に進むことができ、そこから内定を目指していくことになる。さらに、入社後にはアフターフォローまで実施されるので、安心だ。

何よりも、既卒・フリーターからの就職成功率が約80%という高水準に達していることが、サービスの質の高さを物語っている。

既卒・フリーターからどうしても正社員になりたいという方におすすめしたい転職エージェントだ。

6−2.いい就職.com

いい就職.com

いい就職.com

いい就職.com』は、既卒・新卒・第二新卒を対象として転職エージェントだ。

ジェイック営業カレッジと比べて、サービス内容自体に際立った特徴はない。だが、採用企業と求職者の間にミスマッチを起こさないように、細心の注意を払う姿勢については特筆すべき点だろう。

いい就職.comのサイト内では、求人の検索を行うことができるのだが、求人情報を見ると、企業の社風を伝えるために丁寧な取材が行われていることがわかるだろう。

転職エージェントで求人情報を充実させているサービスは、実は少ない。なぜなら、転職エージェントはサイト上に求人を掲載するだけでは売上が発生しないビジネスモデルだからである。つまり、求人情報をいくら充実させても、転職エージェントにとっては”タダ働き”なのだ。

また、いい就職.comでは頻繁に企業説明会が開催されている。企業の代表者や採用担当から直接に話を聞ける説明会を開くことにより、求職者は自分に合った企業をじっくりと探すことができる。

初めての就職でミスマッチを起こしたくないような方には強くおすすめする転職エージェントだ。

6−3.第二新卒ナビ

第二新卒ナビ

第二新卒ナビ

第二新卒ナビ』は、既卒・フリーター・第二新卒を対象とした転職エージェントだ。

第二新卒の特徴は、サポート体制が充実していることにある。長い時で1ヶ月に20時間もカウンセリングを行っているとのことで、就活に対する不安・疑問点を存分にぶつけることができる。また、カウンセラーが全員既卒・第二新卒からの就職を経験しているので、リアルなアドバイスも受けられるのが、既卒として就活する上でこころ強い。

また、ジェイック営業カレッジのように研修サービスも実施している。1ヶ月程度の時間をかけてITエンジニアや営業を目指すコースがあり、専門性を身につけたい方には最適だろう。

慎重に就活を進めていきたい方にはおすすめの転職エージェントだ。

6−4.ハタラクティブ

ハタラクティブ

ハタラクティブ

ハタラクティブ』は、既卒・フリーター・第二新卒を対象とした転職エージェントだ。

サービス内容については、一般的な転職エージェント大差ないが、注目すべきは登録者の属性だ。なんと登録者の3人に2人は正社員未経験者であり、最終学歴についても大卒と高卒・専門卒の比率が半々である。登録者の属性から、経歴不問・学歴不問求人を多く取り揃えていることがわかるだろう。

既卒・フリーターの就職実績が豊富な転職エージェントをお探しの方にはおすすめしたい。

6−5.就活アウトロー採用

就活アウトロー採用

就活アウトロー採用

『就活アウトロー採用』は、29歳までの若者を対象とした就職支援サービスである。

異色のサービスであり、一般的な転職エージェントと根本的にサービスコンセプトからして違う。就活アウトロー採用のコンセプトは、「就活に対する違和感の共有」である。

就活に対して違和感を憶えている人が集まり、その参加者同士で違和感を共有し合うことが、サービスの目的なのである。そのため、就活テクニック等については一切語られない。まさにアウトローのためのサービスだ。

ちなみに、内定を得られるまで最短でも2ヶ月程度要する。内定だけを目的としているわけではないことが、この点からもわかるだろう。

すぐに就職をしたい人にはおすすめできないが、就活に対して何かしら思うことがあるために、就活に中々踏み切れない方には強くおすすめする。

7.既卒の面接対策

最後に、既卒として面接を行う上で注意したいポイントについて説明したいと思う。基本的にはありのままに臨んで問題ないと思うが、以下の点については多少意識して、面接の中で織り交ぜてもいいだろう。

7−1.失敗と向き合う

個人的には”既卒”になってしまったという点については失敗だとは思わないが、就活においては不利になるのは事実だ。

そのような不利な状態に陥ってしまったのには、自分の行動の中で何かしらの要因(失敗)があったはずだ。まず、その要因と向きあおう。

面接においては、「なぜ就職をしなかったのか」という点は頻出の質問だ。その際に、自身でその原因をしっかりと自覚できていることは、面接官からも好印象となる。

7−2.今後どのようにキャッチアップするか

社会人経験がないという点は、働く上で多少のハンデとなる。では、そのハンデをどのように埋めていくべきなのか。

この点も採用担当が強く気になる点である。

社会人経験がない点がハンデになることを自覚しており、そのハンデを埋めるために努力をするという姿勢を見せれば、採用担当からの印象も良くなるはずだ。欲を言えば、どのように埋めていくか、できるだけ具体的に言えると尚良い。

8.まとめ

以上、既卒として就活をする上でのポイントについて紹介させてもらった。

既卒の就活は難しいというイメージがあるかもしれないが、現実よりも過大に評価している方はとにかく多い。既卒の就活は、一般的な就活よりは難しくなるかもしれないが、一般的なイメージほどは難しくない。

適切な求人に、適切な転職エージェントを利用して就活していけば、就職はできる。

ただ、若いうちに動き出した方がいいのは間違いない。若いうちはいくらでも巻き返しのチャンスがある。

是非、巻き返しができる若いうちに、チャレンジをしてください。


スポンサードリンク

SNSでもご購読できます。