インフラエンジニアの面接対策ポイント5つ


1.インフラエンジニアの仕事内容を理解する

面接の基本は職種理解から。特にインフラエンジニアの仕事内容は理解しにくいので、あらかじめイメージはつけておくべきだ。詳しい仕事内容を理解する必要はないが、どういった領域を扱っているかの理解は最低限必要である。

1−1.システムエンジニアとインフラエンジニアの違い

「エンジニア」という言葉でイメージするのはプログラミングだろう。そのため、インフラエンジニアもプログラミング言語を駆使してアプリを作っている人と想像している人は多い。だが、この理解で面接にいくと痛い目を見る。

まず理解しなければいけないのはシステムエンジニアとインフラエンジニアの違いだ。システムエンジニアとは、ソフトウェアやアプリを作成するエンジニアのことを指し、一般的に想像されるエンジニアのイメージ像に近いだろう。もっとも、システムエンジニアという言葉も厳密に定義されているわけではないのだが・・・細かく言うと、プログラミング言語で実際に作業をする人はプログラマーと呼ばれ、企画・設計などを行う人をシステムエンジニアと呼ぶ場合もあったりと、ややこしいのだ。

だが、とりあえずここでは、システムエンジニアがソフトウェアやアプリを作成するエンジニアと理解してもらえればいい。そして、インフラエンジニアはまた別領域のエンジニアだと理解してもらいたい。つまり、インフラエンジニアは一般的にイメージされているようなエンジニアとはまた別物だと憶えておいてもらいたい。

1−2.サーバー/ネットワークを扱うのがインフラエンジニア

では、インフラエンジニアは何をするのか?

インフラエンジニとはその名の通り、情報通信における「インフラ」を担うエンジニアなのだ。情報通信におけるインフラとは、サーバーとネットワークを指す。サーバーとは誤解を恐れずに簡単に言ってしまうと「データの保管庫」、そしてネットワークとは「データの道路」だ。

こういった情報通信における土台を支えるのがインフラエンジニアなのである。具体的な仕事内容としては、インフラ基盤の保守・運用・構築・設計など、様々な工程があるが、入社して最初に行うことになるのは保守・運用であることがほとんどである。

1−3.客先常駐について理解する

インフラエンジニアとして入社する場合、多くの場合は入社した企業で働くのではなく、顧客先に常駐して働くスタイルとなる。実際に入社する企業で働くわけではないことに抵抗感を憶えるだろうが、チームで常駐する場合が多いので、その点は安心だ。

客先常駐がほとんどなので、客先常駐ができないと言うと、それだけで落とされてしまうので注意しよう。

1−4.夜勤が(ほぼ)発生することを理解する

また、インフラエンジニアは情報通信の土台を支えているだけに、夜勤がほぼ確実に発生する。インフラ基盤に障害があっては問題だから当然と言えば当然だろう。女性の場合は夜勤がないなどの配慮がなされることもあるが、夜勤ができる覚悟を見せないとこれまた落とされてしまうので、注意しよう。

ちなみに夜勤は日勤と比べて暇なので、その間に資格取得の勉強をするような者もいたりして、意外と好まれることも多い。

2.インフラエンジニアの面接で押さえておきたい5つのポイント

それでは実際の面接で押さえておきたいポイントについて説明したい。インフラエンジニアを積極採用する企業は、あまり企業に対する志望動機を重視しない傾向にあり、以下の5つのポイントを押さえておくと合格可能性がグッと上がるはずだ。

2−1.IT業界への興味を話せるようにする

インフラエンジニア採用企業は企業に対する志望動機を重視しないかわりに、「なぜIT業界に興味を持ったか?」は重視する。なぜなら、これが話せないと入社しても長続きしないからだ。

ただ、深い理由を話す必要もない。IT業界は目に見えるものを扱っているわけではないため、イメージしづらいのは採用担当者も織り込み済みだ。「ITによって世の中が変わって、その中に自分も身を置きたい」など、些細なことでも構わない。何も準備せずに面接に言って落ちてしまうパターンはよく見かけるが、ある程度準備しておけば乗り越えられる。

2−2.職種に対する志望理由を用意しておく

次に職種に対する志望理由も聞かれることが多い。

この点もイメージしづらいことを採用担当者は理解しているので、深掘りされることは少ない。「インターネットなくして生活している人は今となってはほとんどいないので、その土台を支えていけるインフラエンジニアの仕事に魅力を感じている」など、インフラエンジニアが社会に対してどのように貢献できているかを織り交ぜながら話すと良いだろう。

注意しなければいけないのは、「アプリを作りたい」など、システムエンジニアと混同するような志望理由を語らないことだ。この質問はインフラエンジニアに対する意欲を聞いているだけでなく、職種に対する理解度も聞いているからだ。

2−3.勉強していく覚悟を見せる

インフラエンジニアになると、入社直後から資格取得を目指していくことになる。多くの企業は最初の1〜2ヶ月を研修に費やして、その中で資格取得のための基礎知識を社員に身に着けさせる。そしてその後も、資格取得は続く。

つまり、インフラエンジニアは常に知識を身につけていく職業だと言える。そのため、勉強をしていく覚悟は問われる。勉強に対する意気込みをしっかりと見せられるようにしよう。

2−4.対人コミュニケーションに抵抗がないことを示す

インフラエンジニアは意外とコミュニケーションを使う仕事だ。もちろん、営業のように売り込みをしていくようなコミュニケーションではないのでガツガツしている必要はない。しかし、お客様対応は多く、客先で働くという性質からも、違和感なく他人とコミュニケーションが取れるかは見られる。必要以上に愛想良くできる必要はないが、質問に対して的確な返答ができるか否かは一つのポイントになる。

2−5.(おまけ)CCNAを勉強し始めていると言う

必須ではないが、言うだけで評価が上がるのが「CCNAを勉強し始めています」という一言だ。

CCNAとはインフラエンジニアが入社直後にほぼ必ず取得を求められる資格だ。実際に勉強をしていなくとも、「本を買って読んでいる」と言うだけでもプラスポイントになる。なぜなら、CCNAという資格を知っているだけでも下調べをしていると評価されるからだ。

絶対に受かりたいのであれば、あらかじめ本を購入してさらっとでもいいので読み始めておくといいだろう。

3.転職エージェントの活用方法

インフラエンジニアとしての転職を目指す場合に必ずおすすめしたいのが転職エージェントを利用することだ。というのも、実は現在インフラエンジニアの採用には各社積極的であり、転職エージェントと密に連携して年間の採用計画を決めながら採用を行っているからだ。転職エージェントに対して合格のポイントを教えるなど、自社の採用計画を達成するために、転職エージェントに対して惜しみなく情報を開示しているのである。

そのこともあり、転職エージェント側もインフラエンジニアになるためにはどのような点を意識しなければいけないのか知り尽くしている。転職エージェントによっては、インフラエンジニアになるための研修を用意しているような企業もある。特に未経験からのチャレンジとなると、転職エージェントが持っている面接ポイントは非常に有用なので活用しない手はない。

4.おすすめ転職エージェント

一般的には大手と中小の転職エージェントでは求人数に大きな差がある。しかし、実はインフラエンジニアの求人だけは大手・中小でもそれほど違いはない。どの転職エージェントを利用したとしても、同じような求人を紹介されるだろう。

これは、インフラエンジニアの採用ニーズが現在非常に高く、どのITアウトソーシング企業も大量募集しているからである。大量の採用枠があるため、一つでも多くの転職エージェントを利用して、できるだけ採用枠を埋めていきたいと企業側は考えているのである。

そのため、インフラエンジニアの転職については、大手よりもサービス力に定評がある中小の転職エージェントをおすすめしたい。ただし、中小転職エージェントは全国展開していないことがほとんどであるため、地方の方は大手への登録をおすすめする。

4−1.UZUZ COLLEGE

UZUZ COLLEGE

UZUZ COLLEGE

UZUZ COLLEGE』はインフラエンジニアの転職に強いことで、業界でも有名なサービス。

特徴としては未経験者に特化した研修サービスを行っている点だ。インフラエンジニアに応募している者のほとんどは未経験者である。そのため、研修を受けて知識面で他の応募者をリードできることは、転職活動で大きな武器となる。しかも研修は5週間に及ぶが、その全てを無料で受けることができる!

UZUZ COLLEGEは中小規模の転職エージェントではあるが、だからこそサポートは丁寧だし、インフラエンジニアの転職には力を入れてきているので、面接でどのようなことを話すべきかも押さえている。ちなみにアドバイザーの方々は若い方が多く、カッチリというよりはどちらかというと親しみやすくフランクな雰囲気だ。

ただし、拠点が東京にしかないので、一都三県在住でないとサービスを受けるのは厳しいかもしれない。

4−2.ジェイック(JAIC)

ジェイック営業カレッジ

ジェイック営業カレッジ

ジェイック(JAIC)』も中小規模の転職エージェントながら、フリーター・既卒の転職に強いことで有名だ。

UZUZ COLLEGEと同様に研修が設けられているのが特徴。しかも、ジェイックは元々教育事業からスタートしている会社なので、研修の質も高い。ただし、UZUZ COLLEGEの方がITに特化した研修にはなっているので、その点は差がある。ビジネスマナーの教育もしっかりと提供しており、アドバイザーもUZUZ COLLEGEと比べると大分カッチリしている。

拠点は東京・神奈川・大阪・名古屋・福岡など9拠点あり、その他期間限定で神戸・仙台・埼玉・広島・千葉にも設けている。

UZUZ COLLEGEと一緒に登録して、自分に合った方を選ぶと良いだろう。

4−3.type転職エージェント

type転職エージェント

type転職エージェント

type転職エージェント』は中堅規模のキャリアデザインセンターが運営する転職エージェントだ。

UZUZ COLLEGEやジェイックのように研修はなく、あくまで面接対策でのサポートとはなるが、アドバイザーは丁寧で親身になってサポートしてくれる。大手エージェントと比べて、20代の転職に力を入れており、若手の転職に強いのも魅力だ。また、上の2社と比べると、インフラエンジニア以外の求人が多い。

インフラエンジニア以外の求人を見てみたく、かつ、ある程度のサポートを望んでいる方におすすめだ。

4−4.リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は人材最大手のリクルートグループが運営する転職エージェント。

UZUZ COLLEGEやジェイックのような研修はなく、サポート面でもtype転職エージェントほど手厚くはないが、全国展開しているのでどこに住んでいても利用できるのが強み。最大規模の転職エージェントだけあり、求人数が豊富なのも魅力。

未経験の方はUZUZ COLLEGEやジェイックの方をおすすめするが、それでも求人を見るためだけにも登録するメリットは大きい。一都三県以外に住んでいる方は登録必須だろう。

4−5.DODA

DODA

DODA

DODA』はリクルートエージェントと並ぶ日本最大規模の転職エージェントだ。

特徴はリクルートエージェントと同じく求人数が多いことだ。研修プログラムはないので、UZUZ COLLEGEとジェイックのどちからを登録した上で、求人をもっと見たい時にリクルートエージェントとどちらかを使えば良いだろう。

拠点は全国にあるので、地方に住んでいる方でも使えるのも魅力。


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