チリも積もれば山となる。エン転職の徹底したロングテールSEO。

転職大辞典

コンテンツが重視される現在のSEO

Webで集客を行うにあたり、SEO対策は避けて通れない。だが、SEO対策の手法も時が経つにつれて変わってきている。

以前であれば外部リンクを無数に貼れば検索順位が上がっていたのが、Googleのアルゴリズムがアップデートされるにつれて、コンテンツの内容が重視されてきた。

現在のSEO対策とは、一言で言えば”ユーザーが求める情報を届けること”である。テクニック論もまだ多少残っていますが、基本的には、如何にユーザー目線で質の良い情報を届けられるかがポイントとなっています。

SEO対策の常識が変化したことにより、簡単に検索順位を上げる裏ワザは使えなくなってしまいました。一方で、今までブラックボックス化されていた検索順位上昇方法が、シンプルに”コンテンツの質”に集約されたことにより、企業にとってはインハウスでSEO対策を行うハードルが一気に下がったとも言えます。

実際に、Googleの検索エンジンが優秀になっていくにつれ、今までは裏方だった企業のウェブ担当者が表舞台に立ち、”攻める広報”として脚光を浴びることが多くなってきています。

熾烈なキーワードの奪い合いを行う人材業界

現在のSEO対策の状況下では、中小大手といった企業規模に関わらず競い合うことができます。予算が潤沢でライターを雇える大手の方が未だ有利ではあるが、”質”が重視される現在のSEOにおいては、工夫次第で中小も十分戦えます。

そのために、キーワードの奪い合いがあらゆる業界で発生しています。そして、人材業界もその例に漏れません。

特に人材業界はリスティング・アフィリエイトの単価も高騰傾向にあり、各社SEO対策には熱心。ビッグワードは大体有名ドコロの企業が必ず抑えているような状況にあります。

ビッグワードを一つでも抑えると、集客に与えるインパクトは絶大です。だからこそ、ビッグワードにおける自社サイトの検索順位を一つでも上げようと、各社はしのぎを削るのです。

しかし、今回はあえてビッグワードではなく、即効性に欠けるロングテールのワードをコツコツと拾っていった、エン転職の徹底したSEO対策について紹介したいと思います。

かゆいところに手が届く『転職大辞典』

転職大辞典

転職大辞典

エン転職のロングテールSEOを象徴するコンテンツが『転職大辞典』です。

SEO対策の手法としては王道であり、特に変わった点があるわけではありません。ビッグワードで大ボリュームの集客を目指すのではなく、流入数は少ないが確実にニーズのあるキーワードをピックアップして、記事をそれぞれ作成していく。それだけです。

しかし、その徹底ぶりがすごい。転職大辞典には、求職者が転職活動において抱くであろう疑問を隅々まで網羅しています。記事数はなんと600にも及ぶ。

“Q&A”ではなく”転職大辞典”

また、コンテンツの名称からも、本気でロングテールSEOに取り組もうとしているエン転職の姿勢が窺えます。

ロングテール施策は他の転職サイトでも一般的に行われています。大体のサイトでは”Q&A”としてまとめられています。そして、エン転職にも”Q&A”のコンテンツは存在します。それにも関わらず、”Q&A”とは別に”転職大辞典”という固有の名称をつけた、独立したコンテンツをエン転職は設けているのです。

この意味するところとは何か。

独立したコンテンツを設けるということは、「今後もこのコンテンツを更新する」「コンテンツとして中途半端には終わらせない」という宣言に等しいのです。

たかが名称と思われるかもしれません。しかし、企業のウェブ担当者がコンテンツを一つ独立させて作ることは一大決心でもあるのです。そのコンテンツが成功しなかったら、社内的にも社外的にも示しが付かないからです。

“Q&A”のコンテンツは今や転職サイトのテンプレコンテンツでもあり、情報量はサイトによってまちまちです。ユーザーの期待値も高くはないので、情報量が少なくともそれほど影響はありません。

しかし、”大辞典”の名を冠していたらユーザーの期待値も上がります。他の転職サイトでは得られない情報も網羅されていると感じます。”転職大辞典”という名称なのに、他の転職サイトと変わらない情報量では、かえってサイトの評判を落とすリスクさえあります。

たかが名称、されど名称。『転職大辞典』には、エン転職のロングテールSEOに対する本気度が表れています。

求職者との細かい接点を増やすロングテール

エン転職の”転職大辞典”には、求職者が転職活動を行う際に悩むであろう疑問について、これでもかというほどに答えている。「そんなこと疑問に思う人がいるか?」という疑問に対してまで記事を用意している。

だが、転職活動を始めると意外と、考えもしなかった疑問は生じるものです。特に、初心者であればなおさらです。そして、その疑問に対する答えを求職者はWebに求めます。

また、求職者の悩みは一つではないであろう。転職中には様々な疑問がポツポツと出てくる。

その一つ一つの疑問について”転職大辞典”が答えを用意していたら、自然と求職者はエン転職との接点が増えます。そして「エン転職は転職サイトとしてよく見かける」という印象を持つはずです。

ビッグワードでの集客は確かに効率がいい。しかし、ロングテールのキーワードの強みとは、一人の求職者の目の前に何度も現れて接触頻度を増やすことにある。

疑問に対する答えは細かく用意する

さらに、”転職大辞典”は一つ一つの記事のクオリティが高いことも特徴。

転職大辞典の記事

転職大辞典の記事

他のどのサイトよりも情報量を多くし、疑問を持って訪れた求職者が”そのページを見るだけで”疑問を解決できるように、細かい部分まで掘り下げて情報提供をしています。

SEO対策が目的化しているのではなく、あくまでユーザーにとって有用な情報を届けることに徹しているのです。

良質な情報を届けることによって、ユーザーは他サイトよりエン転職を情報源として頼り、引いてはエン転職を利用することにも繋がるのです。

簡単なようで難しいロングテールSEO

ロングテールSEOは、ユーザーのニーズが少しでもあるキーワードをピックアップして、記事を作っていくという単純明快な手法です。一見簡単そうですよね。

しかし、企業のウェブ担当者がロングテールSEOに取り組むのには、様々な障壁があります。

まず、ロングテールSEOは即効性がありません。記事を作ったからといって、すぐに売上に結びつくわけではありません。

人材業界というのは常に仕入れを行っていかなければいけません。例えば、転職エージェントが登録者を枯渇させることは、企業に紹介できる人材をなくすこと意味し、売上を立てられません。また、登録者のいない転職サイトも、企業にとっては使う意味がなく、掲載企業が離れていくでしょう。

だから、いくらSEO対策に熱心な人材業界でも、あくまでリスティングやアフィリエイトといった、費用対効果が明確な広告がメインとなるのです。ニーズの低いロングテールキーワードの対策となると、費用対効果が不明瞭すぎて、本腰を入れて取り組むのにはリスクが大きすぎます。

長期的に結果が出ることが頭でわかっていても、多くの企業がロングテールSEOに取り組めない理由はここにあります。即効性のないロングテールSEOは、社内の理解を得るだけでも大変であり、ウェブ担当者はやりたくても中々できないのです。

だが、エン転職は強烈なロングテールコンテンツである『転職大辞典』を作り上げた。その裏には、地道にコンテンツを作っていき、結果が出なくとも継続してそれをやり抜いた、優秀なウェブ担当者の存在があるはずです。

ロングテールSEOは中々結果が出ないので、取り組むとなると、ウェブ担当者は社内で肩身の狭い思いをする羽目になる可能性もあります。

そのような中で、”チリも積もれば山となる”の精神で、ロングテールSEOに取り組んだエン転職のウェブ担当者には頭がさがる思いです。


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