企業研究で重宝する16の情報源


企業研究は、以下の二点を知る上で重要な作業である。

  • 応募企業が自身の求める条件に合致するか
  • 応募企業が求める人材像に自身が合致するか

しかし、働きながら転職活動をしていると、企業研究を行う時間が限られてしまう。そのため、企業研究を行う時間を十分に確保するためにも、あらかじめ情報源をいくつか持っておくといいでしょう。企業について調べる際に、参考にする情報源を把握しておけば、情報を探す手間が省け、企業研究を効率的に進めることができるはずだ。

そこで本記事では、企業研究で重宝する情報源を紹介したい。

1.インターネット

企業研究を行う際に、最も活躍するのがインターネットだろう。インターネットはコストもかからないし、タブレット・スマートフォンで場所を選ばすに企業について調査ができる。忙しい社会人にとっては、通勤中にも情報収集ができるので大きな味方になるだろう。情報の質については高いものと低いものが入り混じっているが、情報の真偽が定かではないものについて鵜呑みにしなければ、まず問題はない。

1−1.コーポレートサイト

インターネット情報で、企業に関する最も新しく正確な情報を得るにはコーポレートサイトを活用しよう。コーポレートサイトに掲載される情報量は企業によってマチマチだが、大手であればあるほど情報量は多い傾向にある。コーポレートサイトだけで十分に企業研究を行える場合もあり、迷ったらコーポレートサイトを見に行くのが鉄則だ。

コーポレートサイトには、以下のように株主・従業員・取引先等、企業に関わるあらゆるステークホルダーに向けた情報が掲載されているため、企業を様々な側面から研究できるのも特徴だ。

  • 会社概要(本社・従業員数・代表取締役・関連企業など)
  • 沿革
  • 理念
  • 代表メッセージ
  • 事業内容
  • サービス・ブランド
  • プレスリリース
  • IR情報
  • 採用情報
  • CSR活動

一方、広報部門を置いていないような小規模の企業だと、コーポレートサイトをそもそも持っていなかったり情報が少ないこともある。その場合は、他の情報源を利用する必要がある。

1−2.採用サイト

採用人数が多い大手企業の中には、自社の採用情報に特化した、専用の採用サイトを設けていることがある。採用サイトは、求職者に向けて情報が発信されているため、企業に応募する場合は必ず見ておくようにしよう。

  • 社長メッセージ
  • 社員インタビュー
  • 事業内容
  • 社内制度・社内環境
  • 社風
  • 勤務条件
  • 業務内容

応募企業の勤務条件が、自身の求める条件と合致しているか。また、応募企業の風土が自身に合うかどうか。働く上での環境を確認するには、採用サイトが適している。

1−3.求人サイト

多くの方は求人サイトを利用して、自身の応募する企業を決めているだろう。求人サイトには以下の通り、勤務条件に関する情報が主に掲載される。

  • 給与
  • 賞与
  • 業務内容
  • 転勤有無
  • 求められるスキル
  • 求めれる人物像
  • 勤務地
  • 雇用形態
  • 休日・休暇規定
  • 福利厚生
  • 選考プロセス

求人サイトは様々な企業の勤務条件を比較できるのも一つの強みだろう。他社と比較することにより、応募企業の見え方も変わるだろう。

1−4.サービスサイト・ブランドサイト

企業が運営するサービス・ブランドについて深く知るには、サービスサイト・ブランドサイトが有用だろう。全ての企業がサービスサイト・ブランドサイトを設けているわけではないが、メーカーでは比較的多く見られる。

企業が運営するサービス・ブランドを知り、その強みと共に改善できる点まで調査しておくことにより、企業に入社した後に自身がどのように貢献できるかイメージすることができるだろう。また、競合サービス・ブランドも合わせて調査し、競合と比べてどのような点で優っているか・劣っているかも把握しておこう。

1−5.口コミサイト

応募企業で働いている人の生の声を聞く機会は中々ない。採用サイトに掲載されている社員インタビューなどは、あくまで表向きの発言になるため、ある程度飾られている。だが、口コミサイトには応募企業で働いている(もしくは働いていた)人の生の声が聞ける。

口コミサイトでは以下のような情報が掲載される。

  • 待遇
  • 社風
  • 残業時間の実態

応募企業における働き方の実態が載っているため、面接では聞きにくいような情報を収集するには適している。特に、ブラック企業であるか否かの判断は、その他の情報源で得ることは難しいので、口コミサイトは重宝するだろう。ただし、口コミサイトは基本的に匿名である。書き込みのハードルを上げることにより、情報の質を高めることに尽力している口コミサイトもあるが、それでも情報の真偽に保証はない。あくまで参考程度に留めておくべきだ。

1−6.ウェブメディア

インターネット上の情報は質が低いと言われていたのも今は昔。現在では、信用のある法人により運営されているウェブメディアは数多い。ウェブメディアに掲載されている「代表者インタビュー」「企業特集」などは、応募企業を知る上で有用だ。

企業に関する第三者視点の情報を収集するのに役立てよう。

2.紙媒体

紙媒体の情報は質が高い傾向にある。一方で、書店で手に入れる必要があり、コストがかかる点で、インターネットと比べて利便性は低い。電子書籍を利用することもできるが、コストがかかることは避けられない。インターネットによる情報収集を中心に据えた上で、企業研究を深めたい場合に利用するといいだろう。

2−1.書籍

企業研究で書籍を活用する場合は、大きく分けると以下のような書籍を利用することが考えられる。

  • 応募企業の代表者の著書
  • 応募企業を題材とした書籍

代表者の著書は、企業の理念や今後の方向性を知る上で活用できる。特に創業者の著書であればなおのことだ。

そして、書籍は情報量が多いことが何よりの特徴。インターネットだけの情報では物足りないと感じたら活用してみよう。

2−2.雑誌

雑誌において応募企業が取り上げられていたら、目を通してみてもいいだろう。第三者視点により、応募企業について分析していることは、企業研究に役立つはずだ。

また、雑誌に取り上げられる程の企業であれば、良くも悪くも注目度が高いことを意味する。その点、世間における企業の評価を知るのに、雑誌は適しているだろう。

2−3.パンフレット

企業が発行するパンフレットも、企業研究を行う情報源の一つだ。

企業・サービス・ブランドに関する情報を端的にまとめてあるため、時間をかけずに企業・サービス・ブランドについて知りたい時には利用できる。サービス・ブランドに関するパンフレットなら、そのサービス・ブランドが販売されている場所に行けば手に入れることができ、コストがかからないというメリットもある。

3.社員

企業で働いている社員は、企業の雰囲気を知る上で最も重要な情報源だ。社員と直接話せる機会は中々ないだろうが、もし話せる機会があれば、活用したい。

3−1.友人・知人

応募企業で働いている友人・知人がいれば、話を聞いてみることをオススメする。友人であれば、特に気兼ねなく、面接官に質問しにくいことも質問できるだろう。

また、実際に会うことはできなくとも、友人・知人の性格から企業の雰囲気を判断することもできる。なぜなら、その友人・知人は企業の選考を通っているのであり、企業において望ましいとされる人材だからである。

関係性によってどこまでの情報を聞き出せるかは変わるが、以下のような質問をしてみよう。

  • 業務内容
  • 社風
  • 残業の実態
  • 上下関係について
  • 福利厚生
  • 休日・休暇の実態

自身の求める環境であるか、自身の能力を活かすことのできる環境であるか、自身のライフスタイルに合った職場であるかなど、可能な限り面接官からは聞き出せない情報を聞き出してみよう。

3−2.OB・OG訪問

大学の先輩に応募企業の社員がいれば、ツテを伝って会ってみてもいいだろう。ただし、新卒の就活と比べると会う上でのハードルはやや高い。

友人と比較するとあまり突っ込んだ話は聞くことはできないだろうが、応募企業の雰囲気を知る上で重要な情報源になる。

3−3.会社説明会

会社説明会も企業研究を行う情報源になる。説明会において説明を行う社員も、社内の環境や社風を知る大きな手がかりとなるはずだ。

新卒の就活よりは開催頻度は少ないが、転職フェアなどに足を運んでみるといいだろう。

3−4.面談

近年では、選考としての”面接”ではなく、顔合わせとしての要素が大きい”面談”を行っている企業も多い。それでも、実質的には選考の要素が含まれている場合があるが、まずは企業の様子を現地で見てみたいという方にはオススメだ。

4.人材紹介会社

登録・来社が必要となる点で手間はあるが、人材紹介会社も企業を知るための情報源になる。

そして、人材紹介会社の情報は、”選考”に関する情報が多いのが特徴。どのような人材が応募企業において求められているか、どのような人材が過去において選考を通過したかなどを知ることができる。

ただし、サービスを受けることが前提となる点に注意が必要だ。また、担当するキャリアアドバイザーによってはあまり手厚くサポートを受けることができず、大した情報を教えてくれないこともある。

5.テレビ

応募企業がテレビで取り上げられることもある。

テレビは書籍などと異なり、実際の現場を撮影している点も大きい。もちろん、撮影用に飾っている部分もあるだろうが、どのような社員が働いているのかを知る上では重要な情報源だ。


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