転職活動でコミュニケーション能力が重要な理由


なぜコミュニケーション能力が必要か

“コミュニケーション能力”とは、他者との意思疎通を図る能力を指します。

“コミュニケーション能力”は新卒の就職活動でも、転職活動でも高く評価される傾向にあります。このような傾向に違和感を覚える方は多いと思います。確かに、仕事においてはコミュニケーション能力以外にも、評価されるべきスキルは数多くあります。それにも関わらず、コミュニケーション能力だけが優遇されていて、他のスキルが正当な評価を受けていないと感じている方も多いのではないでしょうか。

“コミュニケーション能力以外のスキルも正当に評価されるべきである”、ということは私も強く感じますが、一方で、残念ながら転職活動においては一定レベルのコミュニケーション能力は必要であると言わざるを得ません。

転職活動はお見合いと似ています。転職希望者も企業も、”はじめまして”同士であり、お互いのことを何も知らない状況です。ということは、まずは自分がどのような人間であるかを伝えなければいけません。しかも、限られた時間の中で、です。

限られた機会の中で、自分自身について相手に理解してもらうためには、コミュニケーション能力が高い方が有利なのは明らかです。極端な話、面接で一言も話さなかったら、相手には自分の情報を何も伝えることはできません。

つまり、コミュニケーション能力とは、転職活動において、自分のことを企業に理解してもらう上での前提条件なのです。

自分には圧倒的な能力・実績があるか?

“コミュニケーション能力”が優遇される理由として、コミュニケーション能力が全員に共通して備わっている能力である点も挙げられます。つまり、比較がしやすいのです。

一方で、専門性のあるスキルの場合は、そもそもそのスキルに精通している人間でないと、スキルの熟練度に関する判断は下せません。つまり、採用担当者側がスキルに関する判断ができないために、正当な評価がなされない可能性があるのです。

不公平に感じるかもしれません。ですが、それでもやはりコミュニケーション能力を蔑ろにするべきではありません。

確かに、コミュニケーション能力は優遇される傾向にあります。それでも、圧倒的なる能力や実績を有している方は、必ず評価されます。なぜなら、言葉で多くを語らなくとも、事実が裏付けているからです。

しかし、特に目を見張るような能力・実績を有していない場合はどうでしょう?そうなると、せめてコミュニケーション能力だけでも身に付けていなければ、企業があなたを評価するポイントがなくなってしまいます。

自分自身にどのような実績・能力があるのかを分析した際に、特段にアピールできるものがなければないほどに、全員に共通した能力であるコミュニケーション能力をシビアに見られます。

どの程度のコミュニケーション能力が必要か

コミュニケーション能力がどの程度必要とされるかは、人によって異なります。

ただ、最低限のレベルとして、自分の能力を正確に伝えるくらいのコミュニケーション能力は必要でしょう。でないと、どれほど卓越した能力を持っていようと、それを面接の場などで伝えることができません。また、組織である以上、仕事では様々な人と関わることになります。他者との連携を取れるくらいのコミュニケーション能力もやはり必要でしょう。もし特別にアピールできる能力や実績がなければ、さらにコミュニケーション能力が求められます。

自分自身のことをコミュニケーション能力だけで判断されたくないのであれば、専門的なスキルを身につけるか、目に見える実績を残すしかありません。

コミュニケーション能力は転職活動で確かに注目されます。しかし、全てではありません。コミュニケーション能力という土俵で勝負をしたくなければ、それ以外のスキルをしっかり伸ばしましょう。逆にスキルがないのであれば、嫌だとしても、コミュニケーション能力を身につける努力をしましょう。


スポンサードリンク

SNSでもご購読できます。