株式会社致知出版社について

株式会社致知出版社

株式会社致知出版社とは

株式会社致知出版社とは、1973年に設立された、”人間学”をテーマにした書籍を扱う出版社です。

国内外10万人以上の読者がいる主力月刊誌である『致知』をはじめ、京セラ名誉会長である稲盛和夫氏、陽明学者の安岡正篤氏らの著書なども出版しております。編集方針は一貫しており、全ての書籍について”人間学を学ぶ”ことをテーマとしている。

一般的な知名度は決して高くない出版社であるが、独自な視点による取材、普遍的な内容をテーマとするその姿勢により、根強いファンが多い。経営者からの支持も集めている。

出版不況が叫ばれる昨今においても、発行部数を伸ばしている。

人間力・仕事力を高める

株式会社致知出版社の主力月刊誌である『致知』の創刊理念は以下のとおりです。

いつの時代でも仕事にも真剣に取り組んでいる人はいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう。

最近はビジネス本・自己啓発本などで、表面上のテクニックで自己を高めるような書籍が多くあります。これらの書籍には具体的なテクニック論が書かれていて確かにわかりやすい。

一方で、致知出版社が掲げる”人間力・仕事力”は抽象的で、一体何を指しているのかはっきりとしません。だが、それもそのはず。”人間力・仕事力”というのは、本質的な”人間・仕事”としての力を指すものだからです。

“人間力・仕事力”は、それぞれが自己を深く見つめ、人生をかけて追求していくものである。簡単な答えなどはないものである。

致知出版社の”人間力・仕事力”を追求し続ける姿勢は、その社風にもあらわれています。

そもそも”致知”という言葉は、『論語』と並ぶ四書である『大学』にて記される、実践を通して本物の叡智を身につけることを意味する”格物致知”に由来する。そのため、致知出版社では、人間・仕事のあるべき姿を実践にて身につけるという考えが、一人一人の社員に行き渡っています。

それは、他者への尊重や仕事への取り組み方といった部分にあらわれています。

根強いファンを抱える『致知』

致知出版社の主力月刊誌は『致知』である。

書店やコンビニでも取り扱われておらず、致知出版社より定期購読で直接申し込むことで、手に入れることになる。このようなハードルがあるにも関わらず、定期購読者は2015年末時点で11万人を超えている。経営者の愛読者が多いことも特徴であり、実際に大物経営者同士の対談が収録されていることが多々ある。

それでは、ビジネス雑誌と何が違うのか?

『致知』の編集方針は極めて独自色が強い。対談やインタビューが収録されることが多いのだが、経営者に限らず、スポーツ選手、将棋棋士、職人、大学教授、医師など業界の縛りは一切ない。基準は、”一所懸命に生きる真実の人たち”という点なのである。そのため、有名か無名かさえも問われません。

また、対談やインタビューのテーマも”人生をどのように生きてきたか・生きていくか”といった、人間の本質に迫った点を扱う。

このように他の雑誌ではまず取り扱われることのない、普遍的なテーマを扱っているオンリーワンな雑誌である『致知』には、非常に根強いファンが多くいる。

購読者が自主的に『致知』を持ち寄って勉強会を開く「木鶏会」も各地で行われております。

管理者からのコメント

実は私も『致知』を購読していた時期があります。

内容は今まで読んだどの雑誌よりも充実しており、通常の雑誌にはない観点から徹底的に掘り下げられた取材は非常に読み応えがあります。

『致知』には”答え”は用意されていません。テクニックを紹介してくれるビジネス本や自己啓発本とは根本的に異なります。『致知』を読んだからといって、何か便利なノウハウが身につくわけでもありません。自分自身で考え、自分自身で実践し、自分自身で己を省みて、自分自身を変えていくことを教えてくれるのです。

これほどまでに取材・編集に力を入れている雑誌も、昨今珍しいでしょう。しかし、一貫して”人間学”を追求する姿勢が、結果的に数多くの根強いファンを生み出したのでしょう。


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