4月入社を狙う!!求人数が多い4月の転職4つのポイント


転職活動を行うにあたり、転職時期を意識する方も少なくはないだろう。ボーナスをもらった直後に転職をする、求人数の多い時期に転職をする、など考え方は人それぞれだ。

中途市場は新卒市場ほど採用時期は固定化されていない。新卒採用は一括採用を行っている企業がほとんどであり、その点就活の時期はピンポイントになってしまう。だが、中途市場では新卒で採用しきれない若手の補充、欠員補充、キャリア採用などなど、年間を通して企業側で採用ニーズは発生する。それでも、相対的に採用が活発な時期とそうでない時期があるのは事実だ。

そこで、このページでは4月入社を目指した転職のポイントについて紹介したい。4月入社に向けた求人は、1年を通して中途市場が活発化する時期でもあり求人数が豊富なのが特徴だ。

1.4月転職のメリット

それでは、まず4月に転職するメリットを説明する。

1−1.求人数が多くなる傾向にある

4月というと、企業にとっては新卒が一気に入社する時期である。一方で、4月という区切りに合わせて退職する者も多い。また、体制変更を行う企業も多く、人の入れ替わり・移動が激しくなる時期でもある。

それでは、退職者の補充を新卒の採用で賄えるかというとそうはいかない。なぜなら、新卒社員はこれから”教育”する必要があり、即戦力ではないからだ。そのため、元々働いていた社員が辞めるとなると、企業はその埋め合わせを中途採用で求めることになる。

このような背景もあり、4月の体制変更に備えた中途採用を行う企業が増える傾向にあるのだ。求人数が増えることは、転職活動における選択肢が増えることを意味し、求職者にとっては大きなメリットだろう。

1−2.緊急性の高い求人が多くなる

企業が中途採用を行う場合、緊急性が高い場合とそうでない場合がある。

体制強化として優秀な人材を探しているような場合は、緊急性もさして高くはなく、要件に見合った人材がいた場合にのみ採用が行われる。一方で、欠員補充は緊急度が高くなる傾向にある。

その点、4月の求人は緊急性が高いものが多い。退職者の補充による求人や、新体制に合わせた人員の確保を行わなければいけないからだ。4月を起点に人事計画を組んでいる企業にとって、スタートラインで想定していた体制を組めないことは、いきなり計画の修正が必要となることを意味する。当然、そのような事態はなるべく避けたい。

このように4月の求人が企業にとって緊急性が高いことは、求職者にとって有利に働く。企業の採用ハードルも低くなる傾向にあり、少し背伸びした求人でも採用が出る可能性が高まる。

1−3.人材業界も力を入れる時期

人の入れ替わりが激しい時期は、人材業界としても売上を上げやすく、力を入れる時期となる。

そのため、転職エージェント各社も4月の売上を最大化するために求職者をできるだけ多く登録させ、そして入社まで持っていけるようにサポートに力を入れる。

ただし、逆に言えば無理矢理にでも4月入社をさせたいという考えが転職エージェント側にもあるので、内定が出たらすぐに入社を勧められるということでもある。この点は注意が必要だ。

1−4.ライバルは多くなる

4月は退職者も多くなる時期であるため、当然ライバルも増える。売手市場であれば問題はないが、買手市場の状況では4月の転職活動は必ずしも有利とは言い切れなくなる。

そのため、状況を見極めて4月の転職活動を行うか否かを判断するべきだ。

2.4月入社するためには、いつから転職活動を始めるべきか

それでは、4月入社するためにはいつ頃から転職活動を始めるべきだろうか。転職活動は早ければ2周間程度で終了する者もいる。だが、現職で働きながらの転職活動を行うとなると、不確定要素によって後ろ倒しになっていく傾向がある。そのため、余裕を持ったスケジュールで動いていくことが重要だ。

2−1.転職活動は1〜3ヶ月を見込む

転職活動を退職後に行うか在職中に行うかでも、活動期間は変わる。
参考記事:転職活動は在職中・退職後、いつから始めるべきか?

退職後に転職活動を行えば、スケジュール調整がしやすくなるため、比較的短期間で転職活動を終えることが可能だろう。早ければ2周間〜1ヶ月程度で次の職場が決まる可能性がある。

一方で、現職で働きながら転職活動を行うとこうはならない。日中に自由に動きやすい外勤ならまだしも、内勤となるとなおのことだ。面接選考の日程調整を行うだけでも一苦労だろう。複数選考が重なったり、残業が発生したりすると、どんどん転職活動が後ろ倒しになってしまう。そのため、余裕をもたせるためにも活動期間として1〜3ヶ月程度は見込んでおきたい。

2−2.引継ぎのスケジュールもあらかじめ考えておく

また、引継ぎのスケジュールもあらかじめ考慮しておく必要がある。この点は現職との交渉次第にはなるだろうが、一般的には1ヶ月程度の引継ぎ期間を設ける場合が多い。

転職活動を始める前に、引継ぎにどの程度の期間を要するかは頭に入れておくべきだろう。ただ、必要以上に長く設ける必要はない。社員が退職をすることは正当な権利である。現職に迷惑をかけたくない気持ちはあるだろうが、企業としても社員が退職するリスクには当然備えておくべきである。後任が見つからなかったとしても、それは企業側の都合なのであり、ズルズルと退職を延ばされることは避けよう。基本的には1ヶ月、長くても2ヶ月の引継ぎ期間を設けておけば十分だ。

2−3.12〜2月までにはスタートしたい

以上を総合すると、4月入社を目指して転職活動を行うのであれば、12・1月ごろ、遅くとも2月までには転職活動をスタートしておきたい。3月に入っての転職活動は、退職状態であればまだしも、現職で働きながらの転職活動は困難である。

ただ、4月という時期にこだわるあまり転職活動を急いで、結果的に満足のいく転職ができないのでは本末転倒だ。そのため、2月から転職活動をスタートする場合は、状況に応じて4月から後ろにズレ込むのは仕方ないと考えよう。

3.利用すべきは転職サイトか転職エージェントか?

転職活動の際に、転職サイトを利用すべきか転職エージェントを利用すべきか迷われる方は多いと思う。基本的には、転職エージェントを中心に、転職サイトは補助的に利用すべきというのが私の意見だ。なぜなら、一括採用により求人媒体の力が非常に強い新卒市場と異なり、中途市場ではむしろ転職エージェントの方が求人数が多い場合もあるからだ。しかも、転職エージェントはその他にも利用メリットが多い。
参考記事:転職エージェントと転職サイトの違いとは?

ただ、4月の入社を目指す場合は、他の時期と比べて転職サイトの活用メリットが多い。

転職サイトに求人を掲載する際、企業は求人掲載に対して料金を支払う。人材が入社した場合にのみ料金を支払う転職エージェントとは、この点で大きく異る。リスクだけを考えると、転職エージェントを利用した方が企業にとってはメリットだ。ただ、緊急性が高い求人や、募集人数が多い求人については、転職サイトの集客力を利用した方が効率がいいので、そのような場合に企業は転職サイトを利用する。つまり、転職サイトに掲載される求人は、傾向として「緊急性が高い求人」「募集人数が多い求人」の傾向がある。

そして、前述したように4月は人の入れ替わりが激しく、「緊急性が高く」「募集人数が多い」求人が増える。そのため、転職サイトにおける求人数も増える可能性が高い。そのような求人をチェックするためにも、4月入社を目指して転職活動を行う場合は、転職サイトの活用にも注力すべきなのだ。

4.おすすめ転職サイト

それでは、最後におすすめの転職サイトを一部紹介したい。通常、時期によっておすすめ転職サイトが大きく変わることはないのだが、転職サイトと転職エージェントの両サービスを同一サイトで提供しているDODAについては、4月だからこそおすすめと言える。その他については、4月だからこそおすすめというよりは、いつの時期でもおすすめという程度に受け取ってもらいたい。

4−1.DODA

DODA

DODA

DODAは、インテリジェンスが運営する転職サイトであり、サイト内から転職エージェントサービスにも登録できる。

実は同一企業でも転職サイトと転職エージェントが連携していない場合はある。そのため、同一企業のサービスに登録したとしても、扱っている求人はサービス毎に異なることはある。その点、DODAは同一ブランドの下で転職サイトと転職エージェントを運営しているので安心だ。

求人数も豊富にあり、転職エージェントとしてのサービスレベルも高いと評判であり、4月の転職活動を行う際には必ず登録しておきたいサービスだ。

4−2.リクナビNEXT

リクナビNEXT

リクナビNEXT

リクルートキャリアが運営するリクナビNEXTも求人数が多い転職サイトであり、転職の際には利用したい。同じくリクルートキャリアが運営するリクルートエージェントも、転職エージェント業界No.1のサービスであり、圧倒的な求人数を有しているので利用メリットは大きい。

4−3.indeed

indeedの検索画面

indeedの検索画面

求人検索版のGoogleと言われるindeedは、様々な転職サイトや採用サイトから求人情報を取得して、横断的に求人検索を行えるサイトだ。

特定の転職サイトを中心に転職活動を進めるのもありだが、それだと他サイトに掲載されている求人を知る機会を逃すことにもつながる。indeedを使えば、インターネット上の求人情報を一気に検索することができるので、特定のサイトに囚われずに求人検索を行うことができる。求人を絞り込む機能も当然あるので、求人数が多すぎることが障害になることもないだろう。

Google感覚で利用することができるので、操作も簡単。

5.まとめ

おすすめの転職サイトは他にもありますが、4月だからおすすめというわけでもないので、転職サイト紹介は以上とする。

とにかく4月の転職活動は求人数が多くなるので、転職活動の選択肢が増える好機。時期にこだわりすぎる必要もないが、もしこの時期に転職活動を考えているのであれば、少なくとも思い留まる要因はないということは知っておいてほしい。

もちろん、他の時期だって求人が全くなくなるなんてことはない。中途市場は年間を通して何かしら動きはある。しかも、新卒採用と違って、極端に特定時期に偏るということもない。自分のペースに合わせて転職活動をすればいいと思うが、参考までに「4月はこういう特徴がある」ということを理解してもらえれば幸いだ。


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