転職エージェントへの登録が怖い?怖がる必要は一切なし!


転職エージェントは転職する際に役立つ有用なサービスだ。書類添削・面接対策といったサポートを受けられることはもちろん、そういったサポートがいらない方にとっても、企業とのやり取りを代行してくれるという点で活用メリットは多い。

また、求人サイトが圧倒的な求人数を誇る一括採用の新卒市場とは違って、転職市場では求人サイトと転職エージェントの求人数は大きな差はない。むしろ、転職エージェントの方が求人が豊富な場合も多い。

そういう意味でも、転職エージェントは転職希望者にとってメリットだらけのサービスだ。だが、たまに転職エージェントに登録するのが怖いという方もいる。その気持ちもわかる。

転職エージェントではアドバイザーが転職希望者一人一人に担当としてつくのだが、そのアドバイザーに対して自身の経歴を包み隠さず話すことになる。見ず知らずの人間にプライベートな情報を与えることに抵抗を感じるのが自然だろう。

さらに、高圧的なアドバイザーも中にはいる。人格や経験を攻撃するようなアドバイザーも残念ながら稀にいる。そのようなアドバイザーの存在が、転職エージェントの登録を踏みとどまらせる原因になっているのだろう。

だが、転職エージェントは前述したようにサービスとしてはメリットが非常に多い。転職エージェントに登録するのが怖い、という気持ちで登録をせずに、結局転職しなくなるようなことがあってはもったいない。

転職エージェントは日本にいくつもある。その中には、あなたに合う転職エージェントが必ずあるはずだ。今まで転職エージェントで働いてきた経験からも、やはりメリットの多いサービスだと感じる。やはり利用しない手はないと思う。

1.なぜ高圧的なアドバイザーがいるのか?

実際に転職エージェントで働いた経験から、高圧的なアドバイザーが一定数いることは否定できない。ちなみに、「厳しいことを言う=高圧的」だとは思っていない。優秀なアドバイザーというのは、厳しいことを言いつつも、しっかりと求職者をあるべき方向に導く。問題なのは、相手を導かずにただただ威圧的な態度で接してくるアドバイザーだ。これでは、怖いと感じるのも当たり前だ。

それでは、なぜ高圧的なアドバイザーは存在するのだろうか。相手を威圧して、サービスから離脱させてもメリットはないはずなのに。その理由について、まず説明したい。

1−1.アドバイザーという立場が勘違いをさせる

よくあるのが、「求職者にアドバイスをする」アドバイザーという”立場”によって勘違いしてしまうパターン。

転職エージェントは人に値付けをする商売なので、自然と他者を”評価”するようになる。そして転職エージェントというビジネスの中で、最も他者を評価していくのが求職者と直接接するアドバイザーなのだ。しかも、接する求職者の数は膨大だ。一度に何人もの求職者を担当するアドバイザーは、様々な職歴・学歴の求職者に会って、そして評価をしていく。

しかも、アドバイザーが接する求職者というのは、概して自身より(あまり使いたい言葉ではないが)多少スペックが劣る者になる。これには理由がある。

転職エージェントはこの世の中にいろいろあるが、所謂ハイスペックの求職者はハイクラス型の転職エージェントを利用するし、経験の浅い求職者は未経験の転職に強いエージェントを使う。そのため、オーバースペックの求職者が登録してくることはあまりない。大体アドバイザーの経験に多少劣る求職者が登録してくることがほとんどだ。

このような環境によって勘違いをしてしまうアドバイザーはいる。

自身を特別な存在だと思ってしまい、求職者より自分が上にいると思い込んでしまうのだ。そのことによって、態度が威圧的になったり、説教をしてしまうのだ。経験の差が、年齢による差くらいしかないにも関わらずだ。

1−2.人材業界自体が営業色の強い業界である

また、人材業界自体が営業色の強い、マッチョな環境であることも関係している。

人材業界は”モノ”を作っているわけではない。そのため、サービスの質を向上させるといっても、ソフトの部分がほとんどになり、どうしてもその点への意識が希薄になる。

特に好景気の時は、営業で求人さえとってこれれば、後は登録者を増やせば売上が立つ。そのことが、サービス向上への意識をさらに薄めてしまい、なおさら求職者への対応に気を使わなくなる。

言い方が悪いかもしれないが、本来であれば求職者は転職エージェントにとっての”商品”だ。それなのに、その”商品”をないがしろにしてしまうのである。

2.求職者を正しい方向へ導くのが真のアドバイザー

これまでの内容だと、なおさら転職エージェントに登録するのが嫌になってしまうかもしれない。しかし、上記はあくまで一部のアドバイザーの話だ。

今まで転職エージェントで働いてきて、素晴らしいアドバイザーをたくさん目にしてきた。

2−1.アドバイザーは世話焼きが多い

ここからはアドバイザーのイメージをアップさせる話になるが、アドバイザーは世話焼きが多い。というより、世話焼きでなければやっていけない仕事だろう。

威圧的な態度を取っているだけだと、当然求職者はそのアドバイザーのもとを離れていく。そうなると売上が立たない。つまり、成績が悪くなる。普通の感覚なら、この時点で無意味に威圧的な態度を取る意味がないということに気づくだろう。

だからアドバイザーというのは、どんなに自分の考えと違う求職者だろうと、その考えを理解しようとする姿勢がなければいけない。心の底から理解できなくとも、少なくとも頭で理解しなければいけない。

そして、理解した上で、転職する上でその求職者に足りない部分を見極め、カウンセリング・書類添削・面接対策をやっていく。だが、求職者が転職に成功しなければ、売上は立たない。内定が出たのに結局現職に残ると言われたり、いつの間にか連絡が取れなくなったり、なんてことはざらにある。つまり、どんなに時間をかけても徒労に終わってしまうこともある。努力が徒労になることを我慢できない人間にはできない仕事だ。

そのため、アドバイザーは我慢強く、人のことを理解すること・人のために動くことに抵抗がない人間でなければ長くは続かない。そういう意味で、案外”いいやつ”が多い。

2−2.厳しいことを言いつつも、正しい方向に導くアドバイザー

アドバイザーとして優秀な者は、求職者の考えに対する理解に長けている。

ただし、理解するだけではだめだ。理解した上で、その人が希望する仕事に就くために何が足りないかを見極めなければいけない。

だから、厳しいことを言うこともある。ただし、”厳しいこと”を言う理由は、求職者の希望を叶えるためである。甘い言葉を言うのは簡単だ。だが、優秀なアドバイザーは、あえて何が足りないかという点を、時には”厳しい”と捉えられてしまうとしても求職者に伝える。

威圧的なアドバイザーというのは、相手を理解せずに、ただただ自分の優位性を示すためだけに”厳しい”ことを言う。同じ”厳しいことを言う”としても、威圧的なアドバイザーと優秀なアドバイザーはこの点が圧倒的に違う。

優秀なアドバイザーは、厳しいことを言いつつも、求職者をあるべき方向に導く。

3.アドバイザーはあくまで単なる社員

また、そもそもアドバイザーはあくまで一企業の一社員である。

偉そうなことを言うアドバイザーがいたとしても、企業の中で一つの役割を背負って働いている社員でしかない。自分と立場はそんなに変わらない。つまり、怖がることなんて何もないのである。

転職エージェントは求職者にとってメリットが多いことは事実だ。無意味に威圧的な一握りのアドバイザーのせいで利用しなくなるのはもったいない。もちろん、転職エージェントを利用することが全てではないが、優秀なアドバイザーもたくさんいるので、個人的には利用をおすすめしたい。


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